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【宮崎県日向市】M氏、裁判所の『和解勧告』を無視して施設へ!

  2020年10月2日、宮崎地方裁判所延岡支部は、『通行妨害行為禁止仮処分命令』を決定し、債権者(社会福祉法人博陽会及び理事長)、債務者(M氏)双方へ送達しました。 これまでにも『和解勧告』が出され、M氏らが特別養護老人ホーム伊勢の郷を訪問する際は、一般の利用者等と同じ手続きを踏むこととされています。また、M氏が施設の理事長と直接面会することも制限されています。 それにもかかわらず、突然施設を訪問し、業務に支障をきたす状況にもなっているようです。 10月20日にもM氏は突然訪問し、施設の理事との面会を要求。 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、しかも高齢者が入所している施設であるにもかかわらず、マスクもしないままで・・・。 日向警察署に連絡するも、すぐには対応してもらえず・・・。 M氏が面会を希望している理事は、この日は不在。 そのまま帰ったものの、施設関係者によれば、これまでにもM氏や親族は、用もなく施設内をうろついたり、施設内の様子を写真で撮ったりしているとのこと。 今回は何もトラブルは起きなかったものの、何か起きてからでは遅いです。警察署の素早い対応に期待したいところです。 すでに裁判所の『和解勧告』『通行妨害行為禁止仮処分命令』等が出され、この件は終わっているはずなのですが、M氏の中ではまだ終わっていないようです。 今後も状況を見守りたいと思います。

【宮崎県日向市】通行妨害禁止仮処分命令~これで終わるのか!?

  宮崎県日向市。2020年8月1日、突如として始まった特別養護老人伊勢の郷への西側取付道路の通行妨害行為。 これまでの経緯は、このブログや私のYouTubeチャンネルでご紹介してきました。 ------------------------------- 【ブログ記事】 ・ 【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇① ~2020年8月1日、通行止め初日~ ・ 【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇② ~通行止め2日め・4日め、前日とは違う・・・~ ・ 【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇③~和解勧告と和解調書と土地所有者の行動~ ・ 【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇④~10年前に発覚した伊勢の郷不正経営事件~ ・ 【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇⑤~取り下げられた刑事事件~ ・ 【宮崎県日向市】お盆休み 通行止めの現場に新しい貼り紙が【特別養護老人ホーム伊勢の郷問題】 ------------------------------- 2020年9月2日、社会実験博陽会及び理事長は、宮崎地方裁判所延岡支部へ、M氏が行っている通行妨害行為を禁止してもらうための仮処分申請を行いました。 同年10月2日、宮崎地方裁判所延岡支部は、『通行妨害行為禁止仮処分命令』を決定し、債権者(社会福祉法人博陽会及び理事長)、債務者(M氏)双方へ送達しました。 上記の『権原』とは、一定の法律行為、または事実行為をすることを正当化する法律上の原因(Wikipediaより)のことで、M氏は現時点では、厳密に言うとこの土地の所有者ではありません。 M氏の子どもが実際の土地の所有者であり、裁判所の言うところに従うと、 単なる第三者 に過ぎないということになります。 第三者という表現は、この通行妨害禁止仮処分命令の決定書のなかでも書かれています。 ここで、最高裁平成9年12月18日第一小法廷判決のことが出されていますが、これは 『  平成8(オ)1361  通行妨害排除 』 に関するものです。 裁判の要旨は以下の通りです。 ---------------------------- 建築基準法四二条一項五号の規定による位置の指定を受け現実に開設されている道路...