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【特別定額給付金】オンライン申請の落とし穴





特別定額給付金ですが、システムにかなりの不具合が起きていますね。



マイナンバーカードの暗証番号切れを解消して、やっとオンライン申請ができるようになっても、油断はできません。


パソコンまたはスマートフォンで申請する際、記入漏れがあっても、システム的には、「記入漏れがあります。再度入力の確認を」というような表記がない場合があります。


特に、住所関係で記入漏れがあっても、そのまま次の画面に進み、最後の「送信」を押すと、そのまま送信されます。


確認画面で確認すればよいのですが、全て入力していると思い込んでしまうことってありますよね。


で、数時間後、メールで『【ぴったりサービス】 電子申請データ受領のご連絡』が届きます。


このメールが届くことによって、全て完了!ということですが、ここに落とし穴が・・・。


オンライン申請に不備があっても、このメールは届きます。


現在、宮崎市では、オンライン申請で不備があった場合、主に電話で不備があったことを申請者に連絡して、不備の修正を行っているとのこと。


うん?


一応、電話も電話回線でつながっているので、オンラインには間違いありませんが、システム上、オンライン申請時のフォームチェックで不備が見つかったら、その場で修正するようなシステムが組まれるのですが、それがないとのことです。


ですので、不備が見つかった申請者一人一人に電話をかけて不備を修正するという、新たな仕事が生まれ、忙しさにますます拍車がかかっているようです。


いかにも国がやりそうなお粗末なシステムですね。


なぜ、このことが分かったかと言うと、私です。


5月1日に申請したのですが、支給日の11日に支払われなかったので確認したところ、上記のようなことが分かりました。


そして他にも分かりました。


メールで『【ぴったりサービス】 電子申請データ受領のご連絡』が届くのですが、そのメールには、受付番号が書かれています。


そして、問い合わせは各市町村の特別定額給付金の窓口なのですが、この受付番号を電話口で伝えても、すぐには調べることができないようです。


不思議でしょ?


何故かというと、端末で受付番号を入力しても画面に情報が表示されるわけではなく、印刷されることになります。


そして、そのオンライン申請された内容が印刷されたものを、役所にある『住民基本台帳』と照らし合わせます。オンラインではなく、手作業です。


そこで、不備が見つかったら、別途申請者に電話をかけ、不備がなかったら、支払い部署へ送られるようです。


ま、急に決まった特別定額給付金ではありますが、全てオンラインではなく、申請書を一度印刷して・・・というところに、お役所の無駄というか、働き方改革の逆行するようなことをやっているんですよね。


そして、他にもあります。


オンライン申請における支給日は、5月11日以降毎日ではなく、1週間に1回のようです。しかも、人数限定のようです。


5月11日はなぜか50人限定で、次の支給日は翌日ではなく、5月19日とのこと。人数制限があるかどうかは分かっていませんが・・・。


上記のようなことは、宮崎市役所のホームページには書いていません。


ですので、私と同じような問い合わせが多く寄せられているとのことです。


マイナンバーカードのパスワード変更でトラブって、それに輪をかけるようにして、次から次に出てくるシステムの不備・・・。


ですので、今からオンライン申請を予定している皆さん、どうぞ十分にお気を付けください。


紙申請が良いかと思います。




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