2021年4月11日、自身のFacebookページに、戸敷正宮崎市長が自ら投稿した内容が・・・。
前日の4月10日土曜日、公務としてフェニックス・シーガイア・リゾートへ。観光関係の意見交換とフェニックス・シーガイア・リゾート内のホテルの屋上テラスを市長にお披露目するためである。
屋上テラスのお披露目後、宮崎市、宮崎商工会議所等の参加者で記念撮影したあとに、戸敷正市長は自ら屋上テラスから見える風景を撮影し、Facebookページに投稿。
投稿した動画には、マスクを付けていない関係者の姿が映っていた。宮崎市の説明では、記念撮影でマスクを外したので、そのタイミングで映ってしまったと説明していた。
が、それ以外にも動画の後半、ハンモックの前で、これまたマスクを付けていない参加者が「俺は女じゃねえから・・・」という発言を。これだけではなんとも言えないが、その後に続く他の参加者の笑い声から推測すると、『女性軽視』と思われても仕方がない。
なぜ戸敷宮崎市長は、わざわざそのようなシーンを撮影し、自らのFacebookページに投稿したのだろう?
4月10日、宮崎県日向市でクラスターが発生した。
宮崎でも変異株が見つかった。
河野俊嗣宮崎県知事は、第4波に入り口にいるのかもしれないという認識を示している中、戸敷宮崎市長の危機管理は大丈夫なのだろうか?
今回、それ以外にも問題がある。
それは、『Facebookページ』である。
戸敷宮崎市長のFacebookページは、いわゆる後援会が運営するタイプのもので、それ自体はどこの政治家でも行っていることなのだが、そのページにこのようなことが書かれている。
「第26、27代 宮崎市長 戸敷 正のFacebookページです。市長としての仕事から、日々の活動までスタッフと共に発信させて頂いています。」
「市長としての仕事」は『公務』であり、「日々の活動」は『政治家』としての活動である。
そして、『スタッフ』は、宮崎市の職員ではなく、後援会のスタッフのことだろう。
公務と政治家としての活動が同じページにまとめられていることに、非常に違和感を覚える。
このFacebookページには、宮崎市の職員は一切関わることはないかと思うが、そのページに公務を記載するのであれば、最低限、公務に関わる情報は掲載すべきである。政治家としての活動と区別するためである。
仕事である『公務』と政治家としての『活動』は、まったく別モノであるという認識はあるのだろうか?
戸敷正宮崎市長と言えば、早々と成人式を中止したにもかかわらず、自身は正月に鹿児島県霧島市へ家族旅行に出かけていたことが分かり、謝罪するはめに。
また、成人式中止の一方で、宮崎商工会議所が主催した、400人が集まった『賀詞交歓会』に参加したことでも避難を受けた。
そして、今回・・・。
懲りないお人である。
2022年2月5日に任期を迎える次期市長戦に対して、まだ判断を決めていない戸敷正宮崎市長だが、すでに、前回の市長選で敗れた清山知憲氏(39)が出馬の意向を固めた。
ここでそろそろ新しい血に入れ替える時期に来ているのかもしれない。
今後の状況を見守りたい。
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