昨年、星野源さんの楽曲『恋』を使った『恋ダンス』が話題になり、YouTubeにも多数の恋ダンスが掲載されました。いわゆる「踊ってみた系動画」です。
ビクターエンタテインメントは、個人または非営利で、「恋」の音源を購入しており、動画内で90秒程度の利用といった条件の下では、著作権法に基づく動画の削除手続きは行わないとしていました。
しかし、権利者であるビクターエンタテインメントは、ドラマが終了していることを理由に、2017年9月以降は削除手続きを行うと前もって発表。2017年8月29日にもあらためてこれをアナウンスし、同社からの削除手続きが始まる前に、可能な限り投稿者自身が動画の公開中止・削除の作業を行うよう求めています。
YouTubeでは50万件近くが掲載されているであろう恋ダンス動画ですが、その動画をみてみると・・・。
個人だけではなく、アメリカ大使館、地方公共団体等もアップロードしているのですが、その動画は音声がミュートされています。
ここでギモンに思ったのが、著作権の管理です。
個人はともかく、総務部等に法律の専門職員をおく地方公共団体や政府機関までもが、著作権管理にゆるいという側面が浮き彫りにされたカタチになりました。
数年前、宮崎市が制作したファレル・ウイリアムスさんの楽曲『HAPPY』を使った動画で、ソニーエンターテインメントから多額の著作権使用料を請求される事案が起きました。
宮崎県日南市でも、今回、『恋ダンス』動画をアップロードしていましたが、音声がミュートされていました。アメリカ軍関係機関も・・・。
著作権の管理はどうなっているのでしょうか?
まさか、「みんながやっているから・・・」という理由ではないかとは思いますが。
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