5月21日の「金環日食」を前にして、ビデオカメラでの撮影テストを、宮崎市の大淀川河川敷の親水公園で行いました。 撮影に際しては、一眼レフカメラの「NDフィルター」の代わりになるモノを自作しました。市販されています「太陽観察専用 SUNGLASS」(KenKo製)を加工して、ビデオカメラのレンズフードに貼り付けました。貼り付ける際は、太陽光が漏れないよう注意しました。 また、これまで使っていたビデオカメラのフードを加工して、液晶ディスプレイのフードにしました。 KenKoの「太陽観察専用 SUNGLASS」に使われていますシートは、ドイツのバーダープラネタリウム社製「アストロソーラー」を採用しています。このフィルムは、ヨーロッパの基準であるCE規格、EN規格に準拠しており、NASA(アメリカ国立航空宇宙局)のホームページでも安全に観測できる太陽観測フィルムとして紹介されている信頼性の高い製品です。 ドイツ Baader Planetarium社製フィルム CE,EG-Norm89/686,EN169/92準拠 【ご注意】 実際の「金環日食」の撮影に際しまして、必ず専用の「太陽観察用グラス」を使用してください。一眼レフで撮影する際は、「NDフィルター」をご使用ください。 「NDフィルター」がない場合は、「太陽観察用グラス」等を加工し、ビデオカメラに太陽光が漏れないようにきちっと貼り付けてください。 3時間近くの観測になります。ビデオカメラの機器に影響がないように、また、ご自身の体調にも影響がないように、休憩を取りながら観測してください。 安全に金環日食を楽しみましょう。