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宮崎市議会一般質問傍聴2

今日も市議会一般質問傍聴


本日もミニボートピア誘致問題に関する市議会の一般質問が行われましたので、傍聴いたしました。


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【ミニボートピアに関する宮崎市議会一般質問3】後藤泰樹市議(日本共産党)
6月20日(水)15:00~ 宮崎市議会場

後藤市議:昨日の本会議一般質問でお二人の議員が質問したが、宮崎市は「地元自治会の同意を尊重」「商店街の同意も必要である」「市としては現時点では判断できない」などと答弁している。

 「通達」によると、ミニボートピア設置にかかる当該自治体の判断、市長、市議会に判断が必要とされている。市長は昨日の答弁は「判断できない」としているが、6月7日の定例会見では、「ミニボートピア設置に関しては同意できない」としている。その主張は、今でも変わらないのか。

戸敷市長:現在、関連法令に基づいて、施工者と地元で調整している段階であると認識している。この件は宮崎市において重要な問題であると考える。今後、総合的な問題として判断していきたい。

後藤市議:市長、現時点ではどう考えているのか。

戸敷市長:地元自治会と商店街の意向を総合的に判断しなかればならないが、現時点では地元で十分に議論していただき、それから判断したい。

後藤市議:昨日の質問でもあったが、駅前地区は学校や医療機関が多く存在している。また、ギャンブル依存症の問題もある。
 文教地区とでも言える駅前地区の教育環境、子どもたちに与える影響を、教育長はどのように考えるか。

教育長:公営ギャンブルの設置にあたっては、子どもたちの教育環境を十分に考慮し、関係機関との協力、駅前地区の近隣地区との調整等を慎重を進めていきたい。

後藤市議:ミニボートピアが子どもたちに与える影響は大きいと考える。生活環境、学校、PTAだけではなく、いろいろな市民との関わりの中で、この問題は考えなければならない。
 新聞報道によると、宮崎市民がこのミニボートピア設置に関する反対の署名活動を展開し、すでに1740人分の署名を市長に提出したそうだが、この1740人の想いを市長はどうとらえるか。

戸敷市長:1740人の署名をいただいたことは承知している。今後、地元自治会や商店街が、賛成・反対で二分されることなく、しっかりとした議論をお願いしたい。

後藤市議:これからの駅前地区のまちづくりをどう進めていくのか、まちづくりに関する「合意」が必要である。「合意形成」が必要であると考えるが、市長の想いはこれからも貫くのか。

戸敷市長:地元の同意を尊重したい。関係する皆さんが十分に話し合い、議論してほしい。

後藤市議:市長の言う「地元の同意」とは、地域住民の認識とはどのようものか。また、「合意」をどうとらえているのか。

戸敷市長:地元ととは「自治会」「商店街」ととらえている。皆さんによる十分な議論が必要であり、それを踏まえた上で最終的に判断したい。

後藤市議:市長は「地元の合意」が必要としているが、もっと広い意味での市民による合意形成も必要でないか。地元のとらえ方について、市長に柔軟な判断を求めたい。

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 市長の態度は、また慎重姿勢に戻ったのか、という印象を受けました。
 震災がれき問題のように、歯切れのよい答弁ではありませんでした。

 やはり、市長の公約であった「地域コミュニティ税」を廃止にしたのは良かったけれど、それに代わるまちづくりの財源が確保できないことがあるのでしょうか。

 地元での議論を十分に行なって欲しいとのことですが、私たち、駅前を利用している市民・県民も、今後、勉強会を開いて、賛成・反対の枠を越えて、「どうすれば宮崎の陸の玄関口が活性化するのか」という議論を行いたいと思います。

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