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【宮崎駅前ミニボートピア誘致問題】みんなの想い

ミニボートピア建設予定地1


昨日、電話があり、街頭での署名活動のあと、お会いしました。

宮崎駅前商店街でお仕事をされていらっしゃる方で、私が作ったビラを見て、「駅前商店街以外にも同じ想いを持っている人がいる」ってことで、1時間ちょっとお話をいたしました。

その方は駅前商店街振興組合には入っていませんが、組合に入っていなくても、今回の件に関して「NO!」の声を上げようということで、独自に署名活動を行なっています。

目の前にドーン!と出てきた記入済み署名簿の束。500人以上あるとのこと・・・

彼が危惧していることは、「この問題に無関心でいること」。

駅前商店街や駅前近辺に住んでいても、まだ、今回の件を知らない人がいる。ごく限られた人数で決まってしまう恐ろしさがあることを。

商店街振興組合に加入していないから、自治会員ではないからという理由で、この問題に関わろとすることを拒否し続けている地元・宮崎駅前地区自治会については、私もおかしいと思います。

やはり問われるのは「住民の民意」ではありますが、その「民意」とは「地域の総意」であり、一部の、ごく限られた一部の住民の考えではないことは明らかです。


◇◇
しかも、駅前商店街には通勤・通学で多くの宮崎市民の皆さんが利用しています。

私も駅前自治公民館でパソコン教室をしていますが、通りに出ますと、高校生たちが笑いながら通り過ぎていきます。通りに明るい笑い声が広がることは、駅前商店街あみーろーどが、安全で安心な通りであるという証拠です。

「ミニボートピアができても、午後9時までは警備員がいるから安心・安全は確保できる」としている自治会賛成派は、駅前に住んでいながらこの通りのことを全く知らないのと同然です。

彼から、彼が書いたという文章をいただきました。
「これは開かれた行政・市政、住民参画と唱えていたのに反するものと考えます。」

まさにその通りです。

「住民参画」という言葉が良く使われますが、その本質通りに使われたことはありません。自分たちの立場をよく見せるイメージ戦略で使うことはありますが、住民参画という言葉通りに動けば、このような事態にはならなかったはずです。

「委任状」を取るために、1軒1軒自治会員の家を訪れたのであれば、その際にきちんと説明すべきだったのです。自治会の加入に関係なく、駅前に住む住民の皆さんを集めて、何度も何度も説明会を開催する努力をすればよかったのです。


◇◇◇
市民感情として、「賛成派」「反対派」と二分されたことはとても悲しいことで、できれば避けて欲しかった。

しかし、まだ、話し合う余地はあります。

それは、「市民みんなで、これからの駅前商店街について語ること」です。
そして、「みんなで良い通りになるように、まちづくりを実践すること」です。

他人任せではありません。

アメリカでは寂れている街をなんとかしたいということで、アメリカ・ミシガン州の都市、グランドラピッズでは、市民5000人が参加してグランドラピッズを紹介するミュージックビデオが話題になったことがあります。

ここまでのことはできないかも知れませんが、「賛成!」「反対!」って騒いでいるより、みんなで街を盛り上げよう!と動いたほうが良いに決まってます。






◇◇◇◇
 今日は、同じ想いを持っていらっしゃる方とお話ができて、とても良かったです。

 私も街頭で、この問題をより多くの市民に知っていただき、一緒に考えていけるように活動を続けていきたいと思います。

 がんばりましょう。


 

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