「震災がれき受け入れ問題」で良く使われる言葉「NIMBY(ニンビー)」は、Not in My Back Yardで、「私の裏庭には来てほしくない」という意味で、 「施設の必要性は認識するが、自らの居住地域には建設してほしくない」とする住民たちや、その態度を指しています。
逆に、「YINBY(インビー)」は、Yes in my Back Yardで、NIMBYの対義語です。
ここでご理解をいただきたいのは、今回の「宮崎駅前ミニボートピア誘致問題」は、そのすべてが「NIMBY vs. YINBY」の構図ではないということです。
明日、市役所が開かないと詳しいことは今のところ書けませんが、これまでの動きにおける問題点は以下の通りです。
・自治会が開催した2回の説明会は出席者(自治会会員)がいずれも20人以下という少人数で、説明は十分であるとは言えない。
・5月13日に開催された自治会の臨時総会は、出席者26人に対して、委任状提出者が111人。しかもその委任状の9割近くを「賛成」で処理。
・マスコミへは、自治会員総数189人としているが、これには自治会費を支払っている準会員(地区外に居住し駅前商店街で仕事をしている商店主等)39人が含まれていない。
・自治会費を支払っているにも関わらず、準会員は自治会の臨時総会での発言及び議決権がない。
・よって、準会員の数を差し引いた数である189人(正会員)を自治会の総数としているが、自治会費を払っている以上、準会員も自治会の総数に加えなければならない。
・189人+39人の「228人」が、自治会の総数。
・しかし、自治会が宮崎市に申請している自治会員の総数は「328人」となっている。
・1世帯あたり1800円の補助金が、自治会に支払われる。
・国の助成を受けて宮崎市と協働で行った「宮崎駅前再開発事業」では、地権者と「まちづくり協定」を結んでいる。今回のミニボートピアの誘致は、このまちづくり協定に抵触する。
以上のように問題点を挙げると、その多くが自治会側の手続き上の問題、説明不足によるものである。
もちろん、「まちづくり協定」がある以上は、この場所への誘致は相当難しい。 自治会は、事前にこのようなことを確認したのだろうか?
それでも誘致をするのであれば、時間をかけて、地元住民への説明を十分に果たし、「民意」を十分に汲み取らなければならない。
スタートラインでフライングをしたにも関わらず、そのまま走っているのと同じである。
全くもって田舎の議論である。もう少し調査を行ってから物事を進めるべきである。
当分の間、この問題を追及していくつもりです。
皆さんが知らない内にいろんな事が進んでいるのですね。銀行、NPO等にお願いしたのですが、難しいみたいです。パンフは個人的に配りました。5~6人署名しました。と言われました。
返信削除川内さま、コメントをありがとうございます。
削除周りの方々へのお声かけとビラ配りをありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。