国境なき医師団(MSF)日本アフリカのサヘル地帯における重度栄養失調児の数は、2013年には140万人に上ると見込まれ、ニジェールの子ども5人に1人が該当するとされる。 国境なき医師団(MSF)は、2013年第1四半期で、ニジェール南部で前年同期よりも多くの栄養失調患者を診療。また、ここ数週間では、一部地域でマラリアの治療件数の増加も認めている。 雨季が近く、栄養失調とマラリアのピーク期が迫る中、MSFは、ニジェールにおける5歳未満児の医療・栄養危機を乗り越えるには、治療と予防の双方を重視した包括的なアプローチが不可欠だと考えている。 _______________________________________________________________________ <5歳未満児の死亡率、緊急基準の3倍> 2012年、ニジェールにおけるマラリア流行のピークは時期が早く、広範囲だったため、重症マラリアに罹り、治療や入院が必要となる栄養失調児の数が大幅に増加した。 MSFがマダウア郡とボウザ郡で行った死亡率の後ろ向き調査(注:因果関係を検討するための疫学的調査法)によると、5歳未満児の死亡率は、1万人中7人/日と、緊急事態を示す基準値の3倍に及んだ。死因の50%以上はマラリアだった。 これらの数値から、ニジェール全体の状況を推測することはできないが、一部地域の人道的状況が深刻であることは確認できる。 マラリアと栄養失調は密接な相関関係にあり、悪循環を引き起こす。栄養失調のピークは、収穫期の狭間で備蓄食糧が不足する「ハンガーギャップ」の数ヵ月間。雨季にもあたるこの時期には、蚊が繁殖し、マラリアの症例数が激増する。 栄養失調児は免疫系が衰えており、マラリアなどの病気に対する抵抗力も低い、一方マラリアに感染した子どもは深刻な栄養失調に陥りやすい。 ニジェールにおけるMSFの活動統括責任者、ルイス・エンシナスは「予防可能な病気で、これ以上多くの子どもの命が失われることのないよう、迅速に行動する必要があります。栄養失調・マラリア対策には、革新的な手法が必要であり、予防と治療を同時並行させて取り組まなければなりません」と訴える。 <期待される新たな化学的予防法> 近年、栄養失調の対策としては、予防が非常に重要となっており、効果も既に実証済みだ。マラリアについても同様で、効果がすでに示された新たな戦略の実践が不可欠だとMSFは考えている。 MSFは、そうした戦略の1つである季節性マラリアの化学的予防(SMC)を、ニジェールの一部地域で実行に移す予定だ。子どもたちは、マラリアのピーク期に複数回の抗マラリア薬治療コースを受けることになる。この手法は2012年、チャドとマリで実際に行われ、併存症のないマラリアの症例数をマリで66%、チャドで78%低減するという成果を収めている。 MSFが重視する予防策は、栄養失調・マラリアを公衆衛生上の問題と捉えた、さらに意欲的な計画案に組み込まれる必要がある。 つまり、小児を対象とした基礎保健対策に、予防接種と同様、マラリア予防・治療を統合するとともに、子どもの健康な発育を促す栄養補助策も加えなければならない。遠隔地の住民に対し、医療へのアクセスを広げることも必須だ。 MSFはマダルーンファ郡で、子どもの命を守るための包括的アプローチを採用した活動プログラムを開始している。 MSFのホセ・アントニオ・バストス会長は、 「ニジェールで栄養失調治療に注がれている努力は多大なものですが、さらなる後押しが必要です。大規模な栄養失調治療対策が計画・準備・実践されたものの、栄養失調以外の保健医療ニーズがなおざりにされていたことが2012年の問題点であり、その最たる例がマラリア予防やその他の予防接種でした。子どもたちに適切な栄養を摂取させても、マラリアや呼吸器感染症でその命が失われる恐れがあるということが考慮されていなかったのです。他の問題を度外視した単一の対策よりも、包括的な対策が求められています」 と話す。 紛争により、2012年から2013年初頭にかけて悪化した治安問題に、ニジェールへの人道援助提供を阻まれる恐れもある。それだけに、困難な状況にあっても実践の可能な代替策を事前に練っておくことも肝要だろう。 _____________________________________________________慢性的な緊急事態を受け、MSFは2012年、ニジェールで5歳未満児と妊婦の医療環境改善を目的とした多くの活動プログラムを展開。現在も複数の医療チームが、ザンデール、マラディ、タウアの3県37診療所で外来栄養治療プログラムを行っている。 また、ザンデール、マガリア、マダルーンファ、ギダンルンジ、マダウア、ボウザの各病院では、入院治療の必要な重度栄養失調患者を入院栄養治療センターに受け入れている。2012年にMSFと協力機関の運営する医療施設で治療を受けた急性栄養失調児は9万人以上、小児マラリア患者は39万人を超える。 *調査報告書「ニジェール:命を奪う、マラリアと栄養失調の併発」はこちらからダウンロードできます。 http://www.msf.or.jp/info/pressreport/pdf/NigerDossier_Abril%2013_ENG.pdfPR TIMES
午後2時50分過ぎ、auお客様センターからお電話がありました。 でも、前半のお電話のやりとりって、これほどまでに客である私の情報が、担当したオペレーターを通じて上席責任者に伝わっていなかったんだろうと、auお客様センターの対応に呆れてしまいました。そういう体質なんでしょうか? ■ 上席「昨日はお電話をありがとうございました。IS04の修理に伴う代用機の手配の件ですが、大谷様行かれましたauショップには8GBSDカードに対応する代用機がなかったということで、私どものほうで、宮崎市内ではございますが、別のauショップで代用機の手配をいたしました。」 私「はい?代用機とは何のお話ですか?」 上席「いや、昨日、大谷様から私どものオペレーターにそのようなお話があったようで、責任者である私のほうで手配いたしました。」 私「え?そんなことで上席責任者に電話を取り次いでくれとオペレーターさんにお願いした覚えはございません。」 上席「そのように承っておりますが・・・」 私「代用機の件については、昨日のオペレーターさんにもお話ししたのですが、情報をきちんと共有されているのでしょうか?」 ということで、私が昨日、責任がとれる上席者に電話を取り次いで欲しいと言う内容が、いつの間にか、auのほうで、「代用機の手配」に変わってしまっていました。 auお客様センターでの会話は録音されているワケですから、その会話を再生すれば話の流れから、私が代用機の手配のためではないことは分かるはず。 昨日、auショップの店員さんには、「しばらく様子をみます」ということをお伝えしていたのですが・・・。 話の本質は、こんなことではありません。 ■■ 私「私が上席責任者に電話を取り次いで欲しいとオペレーターさんに伝えたのは、昨日(3月28日)の調査結果の経緯を知りたいためです。1か月近くあり、調べますと言っておきながら、調査結果は原因不明ですでは、あまりにもずさんです。」 上席「はい。私どもがご説明できるのは、昨日の担当が申し上げましたように、調査結果は原因不明なので、お客様にはお近くのauショップにIS04を持ち込んでいただき、基盤交換をお願いしたく、その旨をおつたえするだけです。」 私「これまでの説明を聞いていると、基盤交換をすれば治る
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