今年は「統一地方選」の年。
我が宮崎県でも宮崎県議会議員選挙を始め、3町長選挙、16市町村議会議員選挙が行われる。
2013年の参院選、2014年末の衆院選に続く選挙であり、当然、国民として選挙権を行使しなければならないが、その実態はどうなのだろうか。
☆宮崎県議会議員選挙、14選挙区中10選挙区で「無投票」の可能性
これは憂慮すべき事態である。
選挙戦が成立しそうな選挙区は、宮崎市選挙区、都城市選挙区、児湯郡選挙区、東臼杵郡選挙区だけで、「延岡市選挙区」「西臼杵郡選挙区」「日向市選挙区」「西都市・西米良村選挙区」「東諸県郡選挙区」「えびの市選挙区」「小林・西諸県郡選挙区」「北諸県郡選挙区」「日南市選挙区」「串間市選挙区」では、無投票の可能性が出てきている。
議員の高齢化による「引退」で後継者がいない等の理由はあるが、ほとんどといって良いような選挙区で無投票が成立するということは、選挙区民の声がきちんと政治や行政に届くのだろうかという不安と立候補者の固定による政治のマンネリ化が懸念される。
我が宮崎県でも宮崎県議会議員選挙を始め、3町長選挙、16市町村議会議員選挙が行われる。
2013年の参院選、2014年末の衆院選に続く選挙であり、当然、国民として選挙権を行使しなければならないが、その実態はどうなのだろうか。
☆宮崎県議会議員選挙、14選挙区中10選挙区で「無投票」の可能性
これは憂慮すべき事態である。
選挙戦が成立しそうな選挙区は、宮崎市選挙区、都城市選挙区、児湯郡選挙区、東臼杵郡選挙区だけで、「延岡市選挙区」「西臼杵郡選挙区」「日向市選挙区」「西都市・西米良村選挙区」「東諸県郡選挙区」「えびの市選挙区」「小林・西諸県郡選挙区」「北諸県郡選挙区」「日南市選挙区」「串間市選挙区」では、無投票の可能性が出てきている。
議員の高齢化による「引退」で後継者がいない等の理由はあるが、ほとんどといって良いような選挙区で無投票が成立するということは、選挙区民の声がきちんと政治や行政に届くのだろうかという不安と立候補者の固定による政治のマンネリ化が懸念される。
これは、政党関係者、選挙関係者だけの問題ではなく、政治参加しなければならない私たち有権者にも問題があるのではないだろうか?
☆果たして政治家は有権者を見ていたのだろうか
これは政治の世界における高齢者問題、後継者問題であり、政治家はきちんとこの問題に取り組んできたのだろうか。
政治のスリム化、財政健全化等で議員定数が削減され、この統一地方選で新しい定数で選挙を行う市町村議会があるが、定数削減だけで済むような問題では無いと考える。
私たちの身近な政治である市町村議会。
開かれた議会を目指し、「市民公聴会」のような取り組みを行う議会もある。しかし、その実態は本当に市民に開かれた取り組みなのか、本当に有権者に顔を向けて行われているのか、疑問が残る。
議会改革は、まだまだ不十分ではないだろうか。
これは政治の世界における高齢者問題、後継者問題であり、政治家はきちんとこの問題に取り組んできたのだろうか。
政治のスリム化、財政健全化等で議員定数が削減され、この統一地方選で新しい定数で選挙を行う市町村議会があるが、定数削減だけで済むような問題では無いと考える。
私たちの身近な政治である市町村議会。
開かれた議会を目指し、「市民公聴会」のような取り組みを行う議会もある。しかし、その実態は本当に市民に開かれた取り組みなのか、本当に有権者に顔を向けて行われているのか、疑問が残る。
議会改革は、まだまだ不十分ではないだろうか。
通年議会も改革の一部だろうし、夕方からの本会議を行うことで、仕事帰りに傍聴することもできる。
選挙前、選挙期間中はしきりに議会改革を訴えていた議員が、いざ当選するとその声が次第に小さくなっていくのを何度も見聞きした。もううんざりである。本気で取り組んでほしいもものである。
☆選挙をもっと身近に
この統一地方選に向けて、投票率を向上させるような事業に取り組もうとしている。
いわゆる「選挙割」である。
投票を済ま、選挙管理委員会から「投票済証」をもらい、それを手にして街へ出かける。
選挙前、選挙期間中はしきりに議会改革を訴えていた議員が、いざ当選するとその声が次第に小さくなっていくのを何度も見聞きした。もううんざりである。本気で取り組んでほしいもものである。
☆選挙をもっと身近に
この統一地方選に向けて、投票率を向上させるような事業に取り組もうとしている。
いわゆる「選挙割」である。
投票を済ま、選挙管理委員会から「投票済証」をもらい、それを手にして街へ出かける。
商店街やお店で各種割引サービスを受けられるというものである。
この選挙割は全国各地で行われ、広がりを見せている。
一番良いのは、法律を改正し、投票を義務化することだが、現状においては「アメとムチ」の「アメ」である選挙割をうまく活用することで、投票率をアップさせることができるのではないかと考える。
この選挙割は全国各地で行われ、広がりを見せている。
一番良いのは、法律を改正し、投票を義務化することだが、現状においては「アメとムチ」の「アメ」である選挙割をうまく活用することで、投票率をアップさせることができるのではないかと考える。
もう一つの狙いは、この選挙割を通じて、お店や商店街等で政治に関する話題を持ち込み、選挙や政治を身近なものできないだろうか、ということである。
この統一地方選が、実験場である。
現在、この選挙割を実施するための実行委員会に参加していただける皆さんを募集しています。
この統一地方選が、実験場である。
現在、この選挙割を実施するための実行委員会に参加していただける皆さんを募集しています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
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