2015年11月21日。
これまで平和の塔の内部は石膏レリーフの保存上の理由などから一般公開をしていませんでしたが、
内部見学の要望が多く、2013年から年1回、一般公開を行うようになりました。
この動画では以下の石膏レリーフを収録しています。
【動画紹介順】
・「波限の産屋」
鵜草葺不合命(ウカヤフキアエズノミコト)が鵜戸に誕生した様子。
・「天孫降臨」
国譲りのあと、天照大神の孫、瓊瓊杵命(ニニギノミコト)が大神の命令で高天原から葦原中国(あしはらのなかつくに:日本)を治めるため、お供の神々を伴って降臨される様子。
・「国土奉還」
葦原中国を治めていた大国主神(オオクニヌシノミコト)が、天照大神の遣い神に国をお譲りする様子。
・「東半球の図」
・奉納庫
・「西半球の図」
・「紀元千年」
神武天皇が奈良県橿原において初代天皇に即位された様子。
・「紀元二千六百年」
鏡を掲げる女性を中心に手をつなぐ子どもたちが描かれている図。
・「明治維新」
明治維新で大政奉還となり、明治天皇が京都より東京にお移りになる様子。
【平和の塔プロフィール】
・名称:平和の塔(建設当時の名称「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」
・設計:日名子実三 彫刻家、塔の模型作成
南 省吾 建築家、構造・仕様設計
・構造:鉄筋コンクリート造
塔の外側周囲に、主に高岡と清武産の日向石(溶結凝灰岩)の切石を積み重ねて配置。
地上高さ約31.5m(10階建ビル相当)
基礎部分まで含めた塔全体の高さ約36.4m
・施行:株式会社大林組
・着工:1939(昭和14)年5月20日
・竣工:1940(昭和15)年11月25日
・総工費:695千円
(出典「宮崎県土木史」、「平和の塔内部公開のご案内)
ご覧いただき、ありがとうございます。
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