世界一危険な原発

鹿児島県の川内原発は、先日の熊本地震を引き起こした活断層の延長線上に立地しています。にもかかわらず、「世界一危険な原発」は、何もなかったかのように今も運転中 -- 政府に即時停止を呼びかける署名にご賛同の上、キャンペーンの拡散をお願いいたします： 署名する 皆さま 　「本震」のはずが「前震」だったという「想定外」の熊本地震。 　しかも、震源域はその後、阿蘇や大分にも拡大しましたが、震源地からおよそ１００キロ先の川内原発は今も運転中です。 　地震大国で原発を運転することは、国民の安全をないがしろにする行為です -- 政府及び九州電力に即時停止を求めましょう。 　九州各地では未だに余震が相次ぎ、被害の範囲はさらに広がっています。 　そんな中、環境省と原子力規制委員会は、「川内原発を停止する必要はない」と判断していますが、政府の対応に対して九州各地の市民からは不安や批判の声が上がっています。 　昨年国民の反対を押し切って再稼働され、現在国内で唯一運転中の川内原発は、今回の地震の震源地である各断層の延長線に立地しています。 　さらに、気象庁は震源地が今後南西に移動する可能性を指摘しています。 　地震大国の日本で原発を動かすべきではありません。 　川内原発が福島第一原発事故の二の舞にならぬよう、全国から声を大にして、政府と鹿児島県知事、および九州電力に、火山学者が「世界一危険な原発」と警告する川内原発の即時停止を訴えましょう。 　ぜひご署名の上、できるだけ多くのお友達やご家族の皆さまにもキャンペーンをシェアしてください。 https://secure.avaaz.org/jp/most_dangerous_plant_b/?blCtbgb&v=75539&cl=9876995647 　「事故時の避難計画は不十分」と非難されているにもかかわらず、昨年政府と鹿児島県知事は、九州電力の要請通りに川内原発再稼動にゴーサインを出しました。 　周辺に活断層が確認されている川内原発は、きわめて活発な火山に囲まれており、多数の火山学者に「世界一危険な原発」とさえ呼ばれています。 　万が一、今回のような巨大地震が川内原発周辺で発生すれば、福島第一原発の二の舞になりかねません。 　事故時には原発そのものだけでなく、冷却プールの使用済み燃料の危険も考えなければなりませんが、運転停止は、メルトダウンを避ける第一歩。 　今回の地震で熊本県内の２本の活断層が明らかに動いており、その活動が南西に向かっている可能性があると気象庁も言っています。 　「想定外」が起きる前に、その先にある川内原発を少なくとも一時停止することは、政府の義務です。川内原発周辺の住民および九州に暮らす人々が、これ以上の不安にさらされることのないよう、経済産業省と鹿児島県知事に、川内原発の即時停止を訴えましょう。 https://secure.avaaz.org/jp/most_dangerous_plant_b/?blCtbgb&v=75539&cl=9876995647 　福島第一原発事故時の被災者への対応の改善、そして川内原発や高浜原発の再稼動差し止めなど、これまでにも日本のAvaazコミュニティは、何度も「脱原発」を呼びかけ立ち上がってきました。 　川内原発は、「世界一危険な原発」 -- 今こそ、一時停止を呼びかけ、そのまま二度と再稼動されぬよう働きかける時です。 希望と決意を込めて ローザ、アリソン、アレックス、まゆ、リッケン、そしてAvaazチーム 追伸・Avaazスタッフ一同は、今回の震災で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。 【関連情報】 ・丸川珠代担当相、川内原発「停止させる必要ない」 なぜ？【熊本地震】（ハフィントンポスト） ・近年の大地震で相次ぐ「想定外」　国は「原発安全」（東京新聞） ・連続する地震　東の活断層や南海トラフへの影響は（朝日新聞） ・熊本で震度7！川内原発にこの規模の地震が直撃していたら…再稼動した原発の甘すぎる地震対策（リテラ） ・原発停止を九電に要請　広河さんら文化人６人（毎日新聞） ・「熊本地震は南海トラフ地震の前兆かもしれない」専門家が警告（現代ビジネス）

---

Avaaz.org は、世界各国4200万の人々がキャンペーンを展開するネットワークです。 このネットワークを通じて、世界中の人々の考えや価値観がグローバルな意志決定に反映されるよう取り組んでいます（「Avaaz」は様々な言語で、「声」や「歌」という意味です）。Avaazのメンバーは、世界中どの国にもいます。またAvaazのスタッフチームは、6大陸18カ国、17言語で活動を展開しています。Avaazがこれまでに成功させたキャンペーンはこちらから、またFacebookやTwitterもご覧ください。