【追記:2017年1月18日】
グランドオープン直前の1月8日に東京で行われたセミナー(事業説明会)では、マイナンバーは必要なく、適当な9桁の数字を入力すれば良いということになったようです。
【追記:2017年1月19日】
その後、1月16日に行われました福岡でのセミナーで、やはり「マイナンバーは必要である」との認識を講師が示しました。
講師によって対応が違うのでですが、グランドオープンしているにも関わらず、日本チームの迷走が続いているようです。
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さて、2017年1月10日、無事に(?)グランドオープンを果たしたようだが、前回「2017年1月8日東京での事業説明会」でお伝えしたように、1月15日から20日までサイトのリニューアルを行っているとのこと。
グランドオープンですぐにリニューアル作業中?
グランドオープンしてすぐに、アメリカ本社から、次のようなメッセージが配信された。それをDivvee.Social.japanがLINE@で配信した。
【資料11】
☆グランドオープンなのにシステム停止中
このメッセージにも、グランドオープン後のシステム停止について言及しているが、ここには期間は明記されていない。
・急激な登録者の増加で一時的にシステムをストップ
・新規登録の一時停止
・トップリーダーによるランク&シェア
・1000人よるアプリテスト
・問題ないことを確認後、全会員へ配信開始
これらのことを1月20日までに終わらせて、再スタートと言うことなのだろうか。
登録者が増えることは予想されていたことであり、アプリテスト等もグランドオープン前のベータ版でやっておかなければらないことである。
グランドオープンまでの計画がずさんであることは明らかで、サイト自体のセキュリティも怪しいものである。
何を急いでいるのだろうか。
日本だけでも15000人の登録者(1月8日セミナーでは10,000人と言っていたが)がいるわけで、多少のアプリの出入りはあるにせよ、アプリの過剰評価になる可能性は十分にある。102の国と地域からの大規模ダウンロード&評価が毎日のように行われれば、評価だけではなく、アプリのランキングにも影響を与え、GoogleやAppleは当然規制するだろう。そうなれば、アプリ制作会社はGoogleやAppleから永久追放だろう。
この「不正操作」に関しては、1月8日のセミナーでも取り上げらていたが、果たして「ランク&シェア」がきちんと機能するのだろうか、ギモンである。
「AD NETWORK」に12社が参加し、ディズニー等の大企業と提携しているとDivvee.Corporateは説明しているが、これも甚だしい怪しい。
☆毎日の仕事が変わった?
2017年1月15日、LINE@にDivvee.Corporateからの情報が掲載された。
【資料12】
1月10日(日本時間11日)にグランドオープン。
当初の登録者を5,000人と見込んでいたものの、実際はそれを大幅に超える200,000人以上が登録したため、システムのアップグレードが必要とのこと。
さらに、1月15日から20日までリニューアル中であることが明らかになった。
102の国と地域でDivvee.Socialを展開するのであれば、すべてを予想した上でサーバーの強化はグランドオープン前に済ませておかなければならない。
また、法人登記もアメリカとコロンビアだけで、日本を含めた4カ国が法人登記手続き中とあるが、法人でもなんでもない任意団体が日本における「個人情報保護法」等を遵守できているのか、甚だギモンである。
肝心な支払いシステムもずさん。
「ギフトカード」と「E-ウォレット」が用意されるとのことだが、これもグランドオープン前に完了させておかなければならないことである。
ギフトカードについては1月8日のセミナーで、
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200ポイントでギフトカード100ドル、約1万円ですから、600ポイントなら、300ドルだから約3万円のギフトカードに換えられます。
「換金できるのか」と質問されますけれども、たぶん、できないです。
JCBのギフトカードであれば、換金してくれますよね。これの場合は電子マネーみたいなのですから、買い取ってくれないと思います。
一応、(ギフトカードには)VISAが付いていますから、だったらどこでも使える。VISAが使えるところでしたら。
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と説明している。
同じくE-ウォレットについては、1月8日のセミナーでは取り上げられてはいない。「Divvee クレジット ユニオン」という銀行提携のデビットカードを発行していると説明したいたが、その後、この「E-ウォレット」に変わったのだと思われる。もしかすると、このデビットカードがE-ウォレットなのかも知れない。
そして、肝心な「アプリ」だが、上記のアナウンスでは、アプリから「動画」視聴に変わっている
当初、アプリのダウンロード&評価で収益が得られるということでDivvee.Socialに登録したわけで、いざ、グランドオープンして走り出した途端に、「ちょっと変更しまーす」ということで、目的地であるメインの仕事を変更することは、詐欺だと言われても不思議ではない。
☆アプリから動画視聴へ?
動画視聴での収益モデルはすでに存在している。
YouTubeである。
アメリカ本社のDivvee.Corporateも積極的にYouTubeに動画をアップロードしている。
・Divvee.Corporate
https://www.youtube.com/channel/UCobQE3HCW7_uHGTBmmYb_Ng
自前のプラットフォームで動画を配信するのか、YouTubeを利用するのかは今のところ明らかにされていない。
しかし、1時間に5本の動画、1日で120本の配信は、YouTubeにおける「スパム行為」に抵触するおそれがある。YouTubeではスパム判定の基準を明らかにしてはいないが、常識的に考えても異常な動画配信数である。
それを回避するためには、複数のチャンネルを開設し、例えば5チャンネルであれば1時間に1本となる。
筆者も動画サイトに投稿しているが、毎日となると投稿だけではなく、動画の管理も大変である。
しかも、提供される動画は英語版と考えられる。
そうなると各国語版用に字幕を付けなければならない。字幕作業も大変である。
それらのことをすべてDivvee.Corporateができるのだろうか。
外注という方法もあるが、それではDivvee.Corporateに収益は入ってこない。
YouTubeは公表していないが、1回の動画再生で、0.01円~0.05円が収益となり、チャンネル管理者に支払われる。クリック単価は広告主のオークションで決まるが、有名YouTuberであれば単価は上がる。
例えば、Divvee登録者20万人が1つの動画を再生した場合、2,000円~10,000円が収益となる。
単純計算ではあるが、1時間で5本、1日で120本配信したら、240,000円~1,200,000円となる。
それらに何割かを登録者に分配していくことになるのだが、現実的には難しいだろう。
ただ、YouTubeではなく独自のプラットホームで動画を配信するのであればできなくもないが、動画コンテンツを作り続けなければDivvee.Socialのシステムが維持できないとすれば、破綻するだろう。
その収益に関してもこれまでは0.25ドル~0.1ドルとしていたが、上記のアナウンスでは0.25ドルの上限が取り外され数ドルのコミッションもあると変更している。
果たして、実現できるのだろうか?
というか、コロコロ変わっているので、何が本当のことなのか、分からない。
グランドオープン後の突然の変更で、登録者たちは、今、何を考えているのだろうか。
グランドオープン後の声を某大手掲示板から拾ってみた。
☆登録者の声
【資料13】
☆セミナー(事業説明会)は盛会?
このような状況にあって、なぜかDivvee.Social.japanは、事業説明会であるセミナーを続けている。
セミナーを続けなければならない理由があるのだろうか?
【資料14】
東京、大阪、名古屋、福岡等、グランドオープン後も精力的にセミナーを開催している。福岡では満席になるほどである。
現在、新規登録ができない状況でセミナーを開催するメリットがあるのだろうか。
☆また変わった?
さらに、Divvee.Social.japanから情報がアナウンスされた。
【資料15】
特にコメントはないが、「動画を視聴してからアプリをダウンロードする」という流れになったようだ。
アプリ評価もあるようだが、ポイントとコミッションの発生はアプリではなく、動画だけのようである。
これで確定だろうか?
これで走り出すことができるのだろうか。
それにしてもグランドオープン後の迷走を見ていると、破綻も時間の問題である。
☆引き続き取材を
1月15日から20日まで、サイトのリニューアルとのこと。
果たして21日から正常に稼働するのか、今後も様子を見ながら、取材を続けていきたい。
(次回、【Divvee.Socialというビジネス5】日本幹部の1人は・・・(仮)、掲載時期未定)
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