【新燃岳バスプロ携帯より】本日1軒目 posted by (C)cyber
本日、高原町の災害ボランティアセンターに向かいました。
今にも雨が降り出しそうな天気でしたが、先週を上回る多くのボランティアさんが集まりました。日本赤十字社宮崎支部、建設・建築関係者、霧島ネイチャーガイド、宮崎大学の大学生、遠くは広島から10時間かけてやってきた若者など、今日も多くの出会いがありました。
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霧島ネイチャーガイドの皆さん等と一緒に、屋根上及び雨樋の降灰除去作業を行いました。今日もきちんと足場を組み、安全に留意して作業を行いました。
人数が多かったこともあり、お昼前に作業は完了。予定では、本日の作業はこれで終わりということで、家主の82歳のおばあさんがこしらえたおにぎりをいただきました。
てっぺんにごま塩がかかっていて、とてもおいしかったです。
雨が降り出すこともなく、センターへ戻り、昼食休憩をとりましたが・・・
ちょっと動きがあり、お昼からあと1軒お願いしますとのこと。これが終われば依頼案件のほとんどが終了するとのことでした。
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午前中で作業が終わった他のチームと合流して、午後からのお宅へ向かいました。
こちらも屋根上と雨樋の降灰除去作業でした。
再び足場を組み、安全に留意して作業を行いました。私は家の裏側の雨樋の作業を行いましたが、足元が悪くちょっと尻餅をついたりで、泥だらけになりました。
雨樋は狭く、最終兵器「僕の右手」を使って、固まった火山灰を取り除いていきました。効率は悪いですが、思った以上にきれいに取れました。
人数が多かったせいか、割と早く作業は終わりました。
家主である90歳のおばあさんが用意したお茶やお菓子で休憩しました。おばあさんに子どもさんはいなく、多くの人がお宅を訪れることも少ないということで、広島からやってきた若者がおばあさんと一緒に写真を撮ったりして、和やかなひとときを過ごすことができました。とても良かったですね。
今回、写真やビデオ記録を撮ることができないほど忙しかったです。
この午後の作業で、センターに依頼があった作業のほとんどが終わりました。
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このような災害ボランティア活動はめったに行われるものではありますが、それだけに今後に向けて改善して欲しいこともいろいろと出てきました。
私が把握している改善点等をまとめてみました。
○依頼書に平屋なのか2階建てなのかが明記されていなく、現場に出向いてから作業道具が足りないことが分かり、再度、センターへ道具を取りに戻ることがあった。作業を行うに当たって、必要な情報が依頼書に書かれていない。
○応援に来た町外の社会福祉協議会の職員が対応にあたっていたが、これまでの作業のことを把握していないことと、町内のことを知らないことで、センター(高原町社協)の職員に再度確認するなど、二度手間になっていた。対応がまずい。
○現時点で、何件の依頼があり、これまでに何件が終了したかの情報がどこにも掲載されていない。
○センターから、「明日、来られますか?」と確認の電話がかかってきたが、当日出かけると、受付で「確認が取れていない」とのつれない返事が帰ってきた。センター職員と応援に来られた町外の社会福祉協議会との連携が取れていない。
○案内人がボランティアをセンターに置いてけぼりにしていた。出発前の人員確認が十分ではない。せめて、集まってのあいさつぐらいは・・・。
現時点ではこれぐらいですが、時間が経つとまた出てくるかも知れません。
まったく経験したことがない災害ボランティア活動ですから、今後、改善していけば良いのではないかと思います。
とりあえず、依頼案件に関する作業は終わりましたが、また、招集がかかるかと思います。
都城市の災害ボランティアセンターに連絡して、平日のボランティアが少ないのであれば、都城市に出向きたいと思います。
高原町での災害ボランティア活動に参加された皆さん、とりあえずは、お疲れさまでした。
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