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日向ミナマタ水・土壌汚染研究会





 例の日向市での裁判、私はこれを「Kファイル」と呼んでいますが、この件で、変な団体がまた動くようです。


 以前、「日向製錬所産廃問題ネットワーク」及び代表の三浦万尚氏を取材してきましたが、ネットワークはほとんど現地・西川内地区での活動を行っていなかったことが判明しています。

 また、代表の三浦氏は、現在、消息不明のようです。
 自宅にこもっているだけで、表に出ていないだけでは?という見方もあるようです。


 さて、ここに来て、別の変な団体(個人?)が、リアルに動き出そうとしています。

 それは、




日向ミナマタ水・土壌汚染研究会




 これまでは、ブログを中心にインターネットで活動を行っているようですが、第5回口頭弁論の日程に合わせて、「現地視察」会を行うようです。



 いまさら、ですか?



 カンパ金を頼って第1回口頭弁論の傍聴と現地調査(のようなもの)を行った東海アマこと岩瀬浩太氏とは違い、参加料無料、交通費等各自負担のようです。

 詳しくは、下記のブログ記事をご覧ください。


日向精錬所スラグ公害恫喝訴訟事件の現地学習ツーアの参加者募集2015年6月11日~17日



 でも、この主催者の人、これまでの裁判の流れをしっかりと把握されているのでしょうか。甚だ疑問です。


 昨夜、「周回遅れのための一分でわかる黒木睦子裁判。」という動画をアップロードしました。

 その動画を観ていただければ分かるのですが、6月12日(金)の第5回口頭弁論は、次回7月15日に予定している証人尋問の準備が行なわれます。

 原告、被告、裁判所の3者とも証人を呼ぶことを検討していると、4月の第4回口頭弁論で話していますので、第5回では、「誰を証人として呼ぶか」決まったことを法廷で確認します。


 ですので、これまで通り、短時間で裁判が終わることが予想されます。


 この裁判の最大の見せ場は、証人尋問が行なわれる7月15日の「第6回口頭弁論」なのです。


 で、日向製錬所も視察に含まれていますが、裁判に関わることですので、視察はできないでしょう。

 宮崎県の関係部署で協議するとも書かれていますが、何を協議するのか分かりません。

 あの黒木睦子さんでさえ、県庁では知事だけではなく関係者に会わせてもらえず門前払いでした。

 「裁判に関わる視察で来ました!」「はい、どうぞ、どうぞ」って訳にはいかないでしょうね、残念ながら。



 この主催者の人、私の写真を無断で使用していますので、著作権侵害(複製権の侵害)でちょっと連絡を取りたいと思います。


 なんかこんな感じなんですよね。
 自分たちの主張のためには、他人の著作権なんかどーでもいいことだと思っているんですよね。

 そのような遵法意識のなさでは、だーれもこの「現地学習ツーア」(原文ママ)には参加しないでしょう。

 参加者がいても、同じ穴のムジナでしょう。




 なんども言いますが、この裁判は、



名誉毀損

営業妨害



損害賠償請求事件

です。


 もし、土呂久公害、ミナマタ級の公害問題、環境問題であるのなら、きちんとした研究機関で検査・調査した上で、別途、関係者が裁判を起こせば良いのです。


 別途裁判を起こす気もなく、黒木睦子さんの裁判を自分たちの活動のために利用しようとしてもダメです。そんな裁判ではないので。


 昨夜アップロードした動画に、さっそく、この研究会の主催者と思しき方からのコメントをいただきました。ありがとうございます。


 でも、全くの見当違いです。意味が分かりませんので、あえて返信はしておりません。あしからず。



 では、日向ミナマタ水・土壌汚染研究会の皆さん(たぶん一人かな?)、6月12日の傍聴席でお会いしましょう。








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