2017年3月7日午後7時から、日南市文化センターで市長との意見交換会が行われた。市民との意見交換が終わった会の最後に、崎田恭平日南市長は、会場に集まった日南市民およそ100人(主催者発表)を前にして、今回の疑惑について初めて釈明、謝罪した。
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意見交換会は、『市の財政と福祉・医療の未来について』というテーマのもと、『公共施設等総合管理計画』及び『地域包括ケアシステム』について、スライドを使って約30分ほど崎田市長が説明した。
現在行っている『市庁舎の日南市保健福祉総合センターへの移転』、『中部病院経営健全化計画』の説明もあり、市民との意見交換の時間が若干少なくなった。
意見交換会では、5人の市民が質問を行った。
最初に、30代と思われる男性A氏が公共施設の建て替えについて質問した。次に、70代の男性と30代の女性が同時に手を挙げたが、崎田市長の指名で先に30代と思われる女性B氏が地域包括ケアシステムについて質問した。
この2人、2017年4月9日告示、4月16日投開票の日南市長選挙と同時に行われる日南市議会議員補欠選挙に立候補を予定している、崎田市長派に近い人物たちである。
3番目に質問した70代男性は、北郷町にできる予定の道の駅の運営団体の選定についてと、市議会議員補欠選挙で市長が特定の2人の候者を応援しているのではないか、の2点について質問した。
市長が応援しているとされる2人の候補者とは、先に質問した男性A氏と女性B氏のことである。
崎田市長は、この質問に対して、「補欠選挙において、2人の候補者を応援していることは全くない」ときっぱりと答えた。
時間の都合上、計5人の市民が質問したにとどまった。
そして、会の終わり、マイクをとった崎田恭平市長は、会場に詰めかけたおよそ100人(日南市総合戦略課発表)を前に、今回の疑惑について釈明と謝罪を行った。
詳しくは動画をご覧いただきたい。
3月8日から平成29年第1回定例議会の一般質問が始まる。
複数の市議が今回の件について質問する。
今後も取材を続けていく。
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