第47回衆議院議員選挙&宮崎県知事選。
これまでの選挙とは何か違う。
私の感覚的なものかも知れないが、超短期戦となったことで各陣営とも十分な準備期間がとれなかったこともあろうが、何かがおかしい。
各陣営とも、全くの素人ではないはずである。
それぞれの戦略はあろうが、選挙の基本となるところは同じである。
☆選挙が始まってもポスターが・・・
車で町を走ると、選挙ポスターに目が向く。
各候補に割り当てられた番号に選管の証書が貼られたポスターを掲示するのだが、選挙が始まっても、ポスターが貼られていない候補が・・・
中には、古いポスター、今回のダブル選挙の候補者同士が並んだツーショットのポスター等が、今なお貼られているのには驚いた。
しかも、ある候補に至っては、公示日の翌日に急いでポスターを張り替える関係者の写真がSNSに掲載されていたが、まだ、古いポスターやツーショットのポスターがそのままになっている場所がある。
選挙戦の素人なら話はわかるが、歴戦の強者が集う陣営にあって言い訳はできないだろう。
何か、おかしい。
☆候補者のプライベートなこと
有権者にしてみれば、候補者のプライベートなことを知りたがるのはと当然かも知れないが、逆に、どうでもいいことである。
自分の家族のことを紹介するのは別に構わないが、それを新聞広告や公式サイトに堂々と写真入りで掲載していることには、違和感を覚える。
候補者のプライベートな内容が、その候補者のマニフェストに反映されて同じ状況にある人々のために働く、というのであれば理解もするが、公式サイトのマニフェストには具体的な政策が何も書かれてはいない。
候補者のプライベートなことを引き合いにして、何を有権者に訴えたいのか分からない。
それどころか、候補者のプライベートな写真を公式サイトに掲載することにリスクをどう考えているのだろうか?
そちらのほうが問題である。
ま、余計な心配かも知れないが、候補者のイメージとしてはプラスにもマイナスにもならない。私に言わせれば意味が無い。
私は2回、離婚している。
その極めて個人的なことをあえて書いて選挙を戦うのであれば、私は、「離婚率を下げる」具体的な政策、施策をマニフェストに取り上げるだろう。
しかし残念ながら、今はその施策が思いつかない。情けない。
何か、おかしい。
☆ついでに、マスコミも
以前も取り上げた12月3日付けの地元紙の写真。
これも分からない。
すでに早々と来年の統一地方選への出馬を表明している政党関係者が堂々と載っている。ま、衆議院議員選挙とは関係ないかも知れないが、衆院選の候補者は特定できないように撮影されている。
何だろう。
何か、どこかの感覚が麻痺しているとしか思えない。各陣営もマスコミも。
☆自民党が300議席を獲得するのか?
今回の選挙、すでに「自民党が300議席を獲得か!」という記事が掲載された。
どこから導き出された数字、情報なのか分からない。
マスコミは有権者に対して変な誘導をしているのではないか!
と感じているのは、私だけだろうか。
様々な情報が飛び交うなか、私たち有権者は各陣営の公式サイト、街頭演説、街宣活動、個人演説会などを通じて、これからの日本をつくっていける候補者をしっかりと選ばなければならないだろう。
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