本日行われました「日向精錬所およびサンアイ損害賠償請求事件 平成26年(ワ)第86号、第89号」(併合審理)のレポートです。
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・塚原 聡 裁判長
・百瀬 梓 裁判官
・長峰志織 裁判官
・原告 日向製錬所、サンアイ
・原告代理人 新井貴博弁護士 外
・被告 黒木睦子
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・塚原 聡 裁判長
・百瀬 梓 裁判官
・長峰志織 裁判官
・原告 日向製錬所、サンアイ
・原告代理人 新井貴博弁護士 外
・被告 黒木睦子
・傍聴人 14人(傍聴席44)
・報道 1社
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・報道 1社
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前回も傍聴された方も多く、開廷前に被告に対して「頑張ってね!応援しているよ」という声もなく、前回のような異様な盛り上がりはありませんでした。至って通常の裁判という感じでした。
前回もいらっしゃったのかも知れませんが、法廷内をスケッチされている方もいらっしゃいました。
以下、開廷の主なやりとりです。
(裁判長)
・出廷の確認→原告、被告
・提出された裁判資料のチエック
→原告 証拠の番号修正
→被告 1月27日提出「答弁書」
新たに2月2日に提出された「経過説明書」
(裁判長)→(原告)
・ブログ及びツイッターで名誉毀損にあたるとされる書き込みのURLを記載してほしい。
・これは「民法723条」(注1)に基づくもので良いか。
→(原告)はい。
前回もいらっしゃったのかも知れませんが、法廷内をスケッチされている方もいらっしゃいました。
以下、開廷の主なやりとりです。
(裁判長)
・出廷の確認→原告、被告
・提出された裁判資料のチエック
→原告 証拠の番号修正
→被告 1月27日提出「答弁書」
新たに2月2日に提出された「経過説明書」
(裁判長)→(原告)
・ブログ及びツイッターで名誉毀損にあたるとされる書き込みのURLを記載してほしい。
・これは「民法723条」(注1)に基づくもので良いか。
→(原告)はい。
(注1)民法723条・・・他人の名誉を毀損した者に対しては、裁判所は、被害者の請求により、損害賠償に代えて、又は損害賠償とともに、名誉を回復するのに適当な処分を命ずることができる。
・また、「民法710条」(注2)にも該当するか。
→(原告)はい。
・また、「民法710条」(注2)にも該当するか。
→(原告)はい。
(注2)民法710条・・・他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。
(裁判長)→(原告)
被告から2月2日付けで「経過説明書」(注3)が提出されたので、原告は次回までに「反論準備書面」を用意するように。
(裁判長)→(原告)
被告から2月2日付けで「経過説明書」(注3)が提出されたので、原告は次回までに「反論準備書面」を用意するように。
(注3)被告が提出した「経過説明書」とは、前回、原告が提出した被告の不法行為を時系列にまとめた証拠資料に対する書類である。こちらも時系列にまとめてある。
(裁判長)→(原告)及び(被告)
この裁判は、「名誉毀損」(注4)が争点の裁判であることに間違いはないか?
→(原告)はい。
→(被告)返事なし。怪訝な表情。
(注4)これが今回の裁判のポイント。裁判所が「名誉毀損」であるとしたことで、「産廃問題」としての取り扱いはなくなった。
(裁判長)→(被告)
・あなたが考えてブログやツイッターに書いたことの元になったことは、被告から提出されなければならない。
→(被告)意味が分からず。
・ブログやツイッターで書いたことの「根拠」になるものを提出するように。
→(被告)私はブログに書いたことが事実、本当のことです。グリーンサンドのことで困っていたので、そのことをブログやツイッターに書きました。
・その「事実」の根拠になったもの、どうしてグリーンサンドが悪いのか、有害なのかを示すものを提出するように。(注5)
(注5)つまり、これまでも言われてきました「水質検査結果の原本」「健康被害を示す診断書」等の証拠資料の提出を被告に求めました。ただし、次回までにという期限はついていません。
(裁判長)→(原告)
原告は次回までに、被告から出された「経過説明書」に対する「反論準備書面」を用意すること。次回裁判の1週間前までに。
(裁判長)→(被告)
被告は証拠資料が出せるか考えておくこと。
(裁判長)次回公判の日程調整。
被告は証拠資料が出せるか考えておくこと。
(裁判長)次回公判の日程調整。
次回は、「3月4日(水)午前11時~」に決定。
閉廷
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以上のような内容でした。10分足らずで終わりました。
以上のような内容でした。10分足らずで終わりました。
今回、裁判所側が明確に「名誉毀損」と原告・被告双方に伝えたことで、今後の公判の流れが見えてきました。
次回は、被告が提出した「経過説明書」への反論を原告側に投げましたので、そのことがメインになります。
次回は、被告が提出した「経過説明書」への反論を原告側に投げましたので、そのことがメインになります。
その間、被告は裁判長がお願いした「証拠資料」を準備することができるかどうかということになります。
証拠資料が提出される可能性があれば、次々回(4月ごろ?)で取り上げられることになるかと思います。
それを受けて、結審になるかどうかということになりますので、早くて5月には結審になるのではないかと思います。
証拠資料が提出される可能性があれば、次々回(4月ごろ?)で取り上げられることになるかと思います。
それを受けて、結審になるかどうかということになりますので、早くて5月には結審になるのではないかと思います。
以上です。
【追加】
裁判終了後、裁判所隣りの延岡市中小企業振興センター5階の会議室で、「ミニ集会」を行いました。
傍聴人が14人と少なかったこともあり、私ともうお一人の2人の参加でした。
傍聴人が14人と少なかったこともあり、私ともうお一人の2人の参加でした。
予定通り、30分ほどニコ生で第2口頭弁論のレポートをしました。
で、その後、少しお話をした後、早めに会場をあとにしました。
第3回口頭弁論も終了後、ミニ集会とレポートを行いたいと思います。
ミニ集会に参加されました皆さん、ありがとうございます。
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