昨日の私の「第4回口頭弁論レポート」に、「被告が証人として地権者を出したい旨のことが書かれていない!」「何か都合が悪いんだ!」というようなことがツイッターで書かれています
が、昨日のレポートの冒頭にも書いていますが、単純に聞き逃しただけです。
何の都合も悪くはございません。
それよりも、裁判所は徹底して法廷で決着を付ける方針を固めましたね。
これまで、弁護士を付けていない被告に配慮している温厚な裁判長というイメージがあり、証拠がすべて出揃った時点で、双方に対して「和解」を求めるのではないかと予想していました。
と言いますのも、この裁判は、当初のとおり、
名誉毀損
営業妨害
が争点であり、被告が主張しているような環境問題、産廃問題ではないからです。
一般的に、訴えを起こした原告が「主」であり、その「主」である原告が名誉毀損、営業妨害による損害賠償請求事件としているわけで、被告はそれを受けて、「名誉毀損、営業妨害ではない。争う」ということで裁判は進行しているのです。
これは、
被告が主人公の裁判ではない
ということなのです。
悲劇のヒロインでもない
ということです。
裁判所側は、被告本人の尋問を予定しているとのことです。
これは何を意味しているのか。
被告は冷静に考えたことがあるのでしょうか?
また、被告は地権者を証人として出廷の申し出を行うようですが、原告側はもっとインパクトがある証人、この裁判の結審を決定付けるような証人を出してくるでしょう。
つまり、
裁判所も原告も、「本気である」
ということです。
それが今回の第4回口頭弁論を傍聴して分かった大きなポイントです。
傍聴席にいた私の態度や目つきが悪いとか、私がストーカーだとか、そんなことを分析する余裕があれば、被告が置かれている立場をもう少し自己分析することですね。
被告が、「これは名誉毀損でも営業妨害でもない。環境問題、産廃問題である!」と証言できる証人を出さない限り、何も変わらないでしょう。
最後に、このブログをご覧くださっています全国の被告の支援者・応援者、野次馬の皆さんへ。
そろそろ、目を覚ましてください。
本当にこの裁判が「環境問題、産廃問題である」と主張するのであれば、なぜ、この裁判を傍聴したり、裁判所前で抗議行動をしたり、具体的な動きをとらないのでしょうか?
ただ、「自分たちの手を汚したくない」だけのことなのでしょう。
その是非はともかく、岩瀬浩太氏、三浦万尚氏は傍聴しました。その後は残念な結果には終わっていますが。
表向き、支援者・応援者を装っているだけで、実のところはな~んも考えていないのでしょうね。
悲しい人たちだとしか言えません。
私はこれからも取材を続けていきます。
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