なんか今年は桜が満開になる前に、雨で花びらが流れているようです。
新年度が始まりましたね。
どうぞよろしくお願いいたします。
1月の年の始まりよりも、4月の年度初めのほうが身が引き締まるような思いがします。
ま、組織に属していないので環境の変化も、心境の変化もありませんが、昨年度よりはよくしたいとは思います。
さて、先ほど、某マスコミのサイトでニュースを見ていたら、宮崎市PR動画「オニの洗濯」のことを書いていましたね。再生回数が2万回を越えたとのこと。
でも、これって行政としてどうなんだろう?と思います。
で、コメント欄に以下のようなことを書き込みました。
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このPVは「宮崎市と北九州市が東九州自動車道で1つにつながるのにあわせて宮崎市の魅力を紹介」と言うコンセプトのもと制作されたと聞いていますが、宮崎市の魅力は「オニの洗濯」でしょうか? この動画では宮崎市の魅力が何1つ伝わって来ません。 TVCMで流さないのは致命的であり、現在、大分市が流しているTVCMの動画のほうがまだましです。 市税の使い方を、プロモーション動画を競うため(小林市に負けるな!)だけに使っているのであれば問題ですし、それを追求しない市議会であれば、市職員も市議もクソですね。 宮崎市は以前、予算10万円ファレル・ウィリアムスの「HAPPY」を無断で使用し、ソニーミュージックから多額の著作権使用料を請求され、全国紙だけではなく、情報番組でも叩かれたことを勉強していなかったですね。市の広報誌にも大々的に宣伝していますたが、その後、謝罪及び訂正に関する記事も掲載することはなく、私の取材に対して担当者は開き直っていましたし・・・。 「著作権さえクリアすれば良い」、という問題ではなく、こんな動画に予算800万円かけるぐらいなら、もっと市民生活にかかる事業に市税を使うほうが行政としての使命ではないでしょうか? でも、1980年に出された田中星児さんの「鬼のパンツ」の替え歌であれば、著作権の問題は発生しますね。 そこはクリアしているのでしょうか。
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宮崎市が前回制作した動画はもちろんYouTubeから削除されていますが、当時私は、以下のような動画を制作していました。
コメント欄にも書きましたが、今回は著作権の問題はクリアしているかとは思いますが、問題はそこにはありません。
以前から自治体によるPVはありましたが、宮崎県内で言えば、小林市の「移住促進PRムービー "ンダモシタン小林"」で火が付いた!ということでしょう。
その後、延岡市、
綾町、
高鍋町、
などなど。
動画そのものに関するコメントは控えますが、
これらの動画が果たして移住促進につながっているのか?
行政マン、関係者のマスターベイションではないのか?
費用対効果を考えているのか?
以前、JR西日本が企画した「リメンバー九州」に宮崎県が含まれていないことについて取材を行ないました。
記事では、「きわめてお役所的な理由でした」とまとめていますが、逆に言えば、「費用対効果を考えて、あえてこの企画に参加しなかった」ということです。
参加しなかったことで何が変わったのか、変わらなかったのか、その後の取材は行なっていませんが、「費用対効果」が頭にあったことは評価できるのではないかと思います。
果たして動画だけで移住が促進されるとは思いません。
リアルでどのくらい努力をしているのか。
ということです。
リアルで結果が出ているのであれば、動画は必要ありません。
自治体がネットで動画を競うようなことが「メイン」の仕事であるかのように見えてしまいます。
あくまでもネットは副次的なものであり、自治体本来の仕事をリアルできちんとやって成果を出して欲しいものです。
そして、税金の使い方について、私たちはもっと注目し、議論すべきだと思います。
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【お願い】
皆さまからの「ありがとう」の言葉を受け、取材活動、記録撮影活動、ヘルプ&チュートリアル動画の制作活動等を細々と行なっています。
誠に心苦しいお願いではございますが、今後も継続的な情報発信ができますように、皆さまからのカンパをよろしくお願いいたします。
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・1口1000円
・宮崎太陽銀行(銀行コード0591)
大塚支店(支店コード017)
普通口座 1124478
名義人 オオタニ ノリフミ
申し訳ございません。振込手数料はご負担ください。
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どうぞ、よろしくお願いいたします。
市民メディアみやざきCMM 大谷憲史
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