宮崎県日向市。2020年8月1日、突如として始まった特別養護老人伊勢の郷への西側取付道路の通行妨害行為。
これまでの経緯は、このブログや私のYouTubeチャンネルでご紹介してきました。
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【ブログ記事】
・【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇① ~2020年8月1日、通行止め初日~
・【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇② ~通行止め2日め・4日め、前日とは違う・・・~
・【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇③~和解勧告と和解調書と土地所有者の行動~
・【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇④~10年前に発覚した伊勢の郷不正経営事件~
・【宮崎県日向市発】土地所有者による「通行止め」に隠された過去の闇⑤~取り下げられた刑事事件~
・【宮崎県日向市】お盆休み 通行止めの現場に新しい貼り紙が【特別養護老人ホーム伊勢の郷問題】
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2020年9月2日、社会実験博陽会及び理事長は、宮崎地方裁判所延岡支部へ、M氏が行っている通行妨害行為を禁止してもらうための仮処分申請を行いました。
同年10月2日、宮崎地方裁判所延岡支部は、『通行妨害行為禁止仮処分命令』を決定し、債権者(社会福祉法人博陽会及び理事長)、債務者(M氏)双方へ送達しました。
上記の『権原』とは、一定の法律行為、または事実行為をすることを正当化する法律上の原因(Wikipediaより)のことで、M氏は現時点では、厳密に言うとこの土地の所有者ではありません。
M氏の子どもが実際の土地の所有者であり、裁判所の言うところに従うと、
単なる第三者
に過ぎないということになります。
第三者という表現は、この通行妨害禁止仮処分命令の決定書のなかでも書かれています。
10月2日に決定し、双方に送達したので、5日以内がいつまでになるかはっきりと分かりませんが、遅くとも10月9日までになるのではないでしょうか。
10月7日午前、その現場に足を運んでみました。
大型脚立、カラーポール、カラーコーンは撤去されていましたが、「立入禁止」の立て看板は、まだそのままでした。
撤去すべき障害物の目録には、立て看板は1個と書かれていましたが、現場には他にも2つほど立て看板のようなものが存在します。
ここにも「通行止め」と書かれているので、撤去しなければなりませんね。
貼り紙を外せばOKなのかもしれません。
取材中に通行する車が・・・。
社会福祉法人博陽会の理事長の話では、昨日10月6日の午後から通行を再開させたようです。
2ヶ月ぶりに日常生活が戻ってきました。
しかし、もう一つの現場は・・・
M氏は過去のインタビューで、
「博陽会には博陽会の常識、裁判所には裁判所の常識、私には私の常識があるから、これからも私の常識で活動していきます」
というようなことを発言していました。
ということは、今回の裁判所の決定を無視するということも考えられそうです。
しばらくは様子を見守りたいと思います。
よろしければ動画もご覧ください。
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