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au157はランダムに電話がつながるのですが、先ほど、やっとauお客様センターの東京センターにつながりました。
オペレーターさんに取り次いでもらった後、「故障修理」担当の部署の方にお電話が変わりました。
昨日、WirelessWireNewsさんが報じた各キャリアの広報内容について、「あれは公式な発表ではない」とし、今日現在での新しい見解を出していますが、最新のWirelessWireNewsさんの記事でも12月7日15:00付けで、KDDI広報からの新しい見解を紹介しています。
それによると
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auで販売しているスマートフォンの全機種に、Carrier IQは搭載されていない。
海外メーカーの端末についても、au向けモデルについては、Carrier IQの機能は削除した状態で出荷されているとの回答を得た。なお、一部機種については、他キャリア用ソフトウェアを一部流用しているため、判定用ソフトでCarrier IQが検出されるケースがあるが、実際には搭載されていないこと、また動作もしないことを、KDDIで確認済み。
(出典「国内キャリア端末へのCarrier IQ搭載状況調査結果」WirelessWireNews)
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しかし、シャープ製スマフォに搭載されている「LifeLogService」に関しては、さきほどの「故障修理」担当部署の方から、本日12月7日付けでの新しい情報を出しています。
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それによりますと、
「LifeLogService」自体が単体で何かを動作させるというものではなく、シャープ製アプリが端末内で正しく動作するためのサポートをしているアプリです。
「このアプリケーションは下記にアクセスする場合があります」と書かれていますが、あくまでも「端末内でのアクセス」であって、外部へのアクセスではありません。
例えば、シャープが開発した「TapFlow UI」で動いている「連絡先アプリ」が正しく機能するためのサポートをしています。良くご利用される連絡先が素早く表示されるようにしています。
また、「現在地」では、GPS機能を使った位置情報が正確になるように、このLifeLogがサポートしています。
「個人情報の連絡先データの読み取り」も、さきほどご説明しましたように、連絡先が素早く表示されるようにlogを取得し、連絡先アプリに反映できるようにしています。
以上のように、「LifeLog」は端末内でのLog取得を行い、そのLogがシャープ製アプリに素早くフィードバックされるようにするためのもので、取得したLogを保存し、外部へ送信するような機能は持ち合わせていません。
シャープ製の「カメラアプリ」、「Photoアプリ」とも連携をとっています。
これらは、先ほど申し上げましたように、シャープの「TapFlow UI」が正しく機能するためのものです。
アプリケーションの詳細に書かれている「許可」は、お使いの端末内でのアクセス許可で、外部への送信について「許可」を与えるものではありません。
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東京のお客様センターは福岡より、かなり詳しい情報を得ることができましたが、これでこの「LifeLog問題」が収束するとは考えにくいです。
メーカーであるシャープからの見解がないとうことと、シャープ製アプリをサポートするために必要なものであれば、その旨をきちんとカタログなりサイトなりに明記しておけば良いのです。
こうして個別に問い合わせしなければ回答しないということや、「LifeLog」という一般的に言われている監視ツールと同じような名前をつけていること自体、「本当は監視も行なっているのでは?」という疑念は晴れません。
これらのことを打ち消すのであれば、早急にサイトでアナウンスすべきです。
今後も見守りたいと思います。
【関連情報】
◯「シャープのLifeLog騒動 mixi、twitter、検索、通話、寝起き時間、カメラ、連絡先などを記録」
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