12月10日の宮崎日日新聞に、「水平線の花火と音楽」の義援金のことが書かれていました。それによると、1,541,363円を県に寄付したとのこと。それと、口蹄疫被災農家1303戸、2606人を無料招待したことも書かれていました。
ま、このことはどうでも良かったのですが、さきほどツイッターで、このイベントに参加されたGLAYのTERUさんが、この義援金について異議を唱えているとのことで、TERUさんのブログ記事「宮崎イベントの義援金」を読んで、「?」と思うことが出てきました。
ブログでの、TERUさんの計算は間違っていませんし、主張もおかしくはありません。
「水平線の花火と音楽」のHPに、「被害畜産農家ご招待 7,818,000円 (1303世帯、2606人相当)」って出しちゃったから、おかしなことになっているんですよね。
私も途中まで、この「水平線の花火と音楽」の実行委員会の一人でしたんで、大いに気になります。
TERUさんの計算によれば、8人パックでチケットが15,000円なので、1人あたりの最低単価は1,875円になります。
ということは、2606人×1,875円=4,886,250円 となります。
被災農家さんのご招待は、主催者側がチケット代を負担するということなので、通常は最低単価で計算するはずです。
しかし、7,818,000円というのは、1人あたり3,000円となります。
このことは、実行委員会でも事務所でも何回か聞きましたね。「単価が高いんじゃないのか?」という声を。
この設定自体がおかしいんです。
1303戸、2606人ご招待ですので、2人パックチケット5,000円です。1人あたり2,500円ですね。
これで計算すると、2606人×2,500円=6,515,000円 となります。
○1人あたり1,875円の場合
7,818,000円-4,886,250円=2,931,750円
2,931,750円が余剰に発生しますが、当然、1,541,363円+2,931,750円=4,473,113円。
この4,473,113円が最高で義援金として寄付されることになると、TERUさんは主張しています。
○1人あたり2,500円の場合
7,818,000円-6,515,000円=1,303,000円
ここでも、1,303,000円が余剰に発生し、1,541,363円+1,303,000円=2,844,363円。
この場合も、最高で2,844,363円が寄付されることになります。
さて、TERUさんや私が計算した額のお金は、どこにいってどうなっているのでしょうか?
TERUさんのブログでは、出演されたみなさんのギャラに関することは書かれていないので、その件に関してはトラブルはなかったと判断しても良いでしょう。
ただ、TERUさんが指摘されたこの件に関しては、実行委員会はきちんとアナウンスをしなければなりません。
この件に関して、取材してみましょうかね。
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