11月22日夜に放送されたTBS系列の「教科書にのせたい」でおかしなことが。
番組の中で「もっと教科書にのせたい! 火山列島日本!今明かされる噴火の真実」というコーナーがあり、最近、活動が活発化している日本の火山について取り上げるということで、当然、現在進行形である「新燃岳」についても取り上げるだろうと、番組を注視していました。
TBSのHPに記された情報は、
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日本は世界の火山の10%以上が密集する火山大国!
そして今年3.11の東日本大震災以降、日本の火山の活動が活発化。 日本人の人口の1割が一瞬にして命を落とす「破局的大噴火」がいつ起きてもおかしくない状態にある!
海洋研究開発機構・マグマ学者の巽好幸先生がタレントのユージとともに活動中の火山・桜島を訪れ、火山大国列島日本の現状を教えてくれる!
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桜島と同じ霧島火山帯にある「新燃岳」も取り上げられるだろうと思いましたが・・・
なんと、画面に映し出された「現在活動している活火山」の一覧の中に、「新燃岳」の名前がないのです。日本地図での表示もなし!
うん?
映像は、桜島と雲仙普賢岳とクラウド夫妻のことだけ。
これから活動が活発化するだろうというベスト3の活火山の中にも「新燃岳」の文字がない。
このコーナーをナビゲートしていた海洋研究開発機構・マグマ学者の巽好幸先生って誰よ?って感じ。
マグマ学者であれば、新燃岳が現在も活発に活動していることぐらい承知のハズで、あれだけの噴火したわけなので、視聴者の記憶にも新しいはず。
なのに、一言も触れないとは・・・。
この巽センセーだけではなく、司会者・出演者も「新燃岳」という言葉を発しない。
なんか徹底して「新燃岳」という言葉を口にしないように言われているのか、報道ではなくバラエティ番組なので担当プロデューサーが「新燃岳」のことを知らなかったのか。
それにしても異様な、変な番組でした。
このようなことは教科書に載せて欲しくないですね。
この番組を放送したMRT宮崎放送は、何も感じなかったのだろうか?
感じなかったとしたら、やはり、マスコミは劣化している。
皆さんは、この番組を観てどう思われましたでしょうか?
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