私が呼ぶところの「宮崎・日向ネット名誉毀損事件」の判決から一夜明けました。
それなりの反響があったようです。
私も当初は、三浦万尚氏の巧みな話術に騙さそうになりましたが、一貫して「名誉毀損」「営業妨害」に係る損害賠償等請求事件(訴状のとおり)として取材を続けてきました。
一方で、確たる証拠もなく、「これは第2の土呂久公害になる」「水銀汚染が拡がる」などとまことしやかなデマ情報を流し続けてきた岩瀬浩太氏をはじめ、ネットメディアのIWJも「環境問題ではないか?」「産廃問題ではないか?」という一方的な視点からの記事を公表しました。
しかも、後半記事の結末は、有料会員登録しないと読めないということでした。
その後、「このIWJの記事は一方的ではないか?」ということで、私は記事の削除をIWJに求めてきました。
しかし、IWJは真摯に対応することなく、代表の岩上安身氏からは「言論弾圧だ」「最終的には法的手段に訴えます」と言われました。
記事を書いたぎぎまき記者は、「タイミングを見計らって検証記事を書く」とのことでした。
この「タイミング」とは、判決後ではないかと予想できますが、昨日の裁判所の傍聴席にはぎぎまき記者はいませんでした。
どうやって「判決書」を入手して検証記事を書くのか分かりません。
そこで、IWJ代表岩上安身氏、ぎぎまき記者の両名に対して、メールを送りました。
以下、そのメールを公開しておきます。
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(岩上安身氏へはフェイスブックのメッセンジャーで送りました。)
お仕事お疲れさまです。
市民メディアみやざきCMMの大谷です。
さて昨日、IWJさんも取材を行ないました宮崎県日向市の黒木睦子さんの判決が言い渡されました。
記事を書かれましたぎぎまき記者は、これから検証記事を書かれるかと思います。
この検証記事は有料会員向けではなく、一般公開されることを望みます。
今回の件では、IWJさんをはじめ、実に多くの方々がインターネット上で「環境問題だ!」「産廃問題ではないか?」と騒ぎ立てていましたが、当初から私どもが取材してきましたように、「名誉毀損」「営業妨害」にかかる損害賠償等請求事件に過ぎなかったのです。
岩上さんは、私に対して、「言論弾圧だ」「最終的には法的手段も辞さない」などと発言されてきました。
これは、これまで真摯に取材を続けてきました私への誹謗中傷、侮辱等にあたるのではないかと考えます。
私は法的手段に訴えることはしませんが、岩上さんのジャーナリストとしてのきちんとしたご対応をお願いいたします。
このメッセージは公開させていただきます。
(ぎぎまき記者へはメールで送りました。)
ぎぎまき様
市民メディアみやざきCMMの大谷憲史です。
すでにご存知かと思いますが、 ぎぎまき記者が取材されました黒木睦子さんの裁判の判決が出され ました。
裁判所でお会いできるかと思いましたが、 取材されていなかったですね。
どうやって検証記事を書かれるのか分かりませんが、 私のブログ記事をご紹介させていただきます。
・平成26年(ワ)第86号、第89号損害賠償請求等事件 判決書概要
今回の判決では、IWJさんをはじめ、 実に多くの方々がインターネット上で、「環境問題だ!」「 産廃問題だ!」と
騒ぎ立てていましたが、実際は、「名誉毀損」「営業妨害」 に係る損害賠償等請求事件に過ぎなかったのです。
もし、検証記事を書かれるのでしたら、有料会員向けではなく、 一般公開されてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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以上です。
今回の件は、実に多くの方々がインターネット上で注目しています。
IWJのメディアとしての対応が問われます。
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