第90回高校野球県予選大会開会式2 posted by (C)cyber
【PJニュース 2010年12月16日】
12月15日、日本高等学校野球連盟は、来春の第83回選抜高等学校野球大会の21世紀候補校9校を発表した。九州からは、宮崎 県立西都商業高等学校が選ばれた。日本高野連では、毎年春に行われる選抜高校野球大会において、困難な状況を克服したり好成績を残すなどしたりした学校を 「21世紀枠」として3校を選んでいる。
12月15日、日本高野連は全国9つの地区から推薦された候補校9校を発表した。九州地区から は、宮崎県の県立西都商業高校が選ばれた。西都商業は、1年生2人、2年生10人、女子マネージャー2人。秋季宮崎県大会では、2回戦、都城高専に9-1 で勝利。3回戦は日向高校に3-2で競り勝ち、続く準々決勝では強豪・日南学園に7-3で勝って勢いに乗った。準決勝では宮崎北に5-2で勝ち、決勝へ駒 を進めた。
決勝では、延岡学園に3-13で敗れたが、部員12人の西都商業の快進撃は、口蹄疫で疲弊した西都・児湯地区の人々に元気と希 望を与えた。初めて九州大会の切符を手にしたことで、「西都版二十四の瞳『ベースボーイズ』だ!」と、 西都商業のホームページの「西都商業高等学校野球部の快挙に寄せて」で、中村裕継校長は語っている。
九州大会で、西都市観光協会が、選 手12人であることから「二十四の瞳」をキーワードとして全面的に応援をしていくと、西都商業に心強い応援メッセージを送ったことを受けて、中村校長は、 「21世紀枠」に選ばれることにでもなれば、「ウォーターボーイズ」などのように、西都版二十四の瞳による「ベースボーイズ」の映画化を図り、西都市の観 光浮揚に役立てることはできないものだろうか、とも語っている。
選抜高校野球大会の出場32校を決める選考委員会は来年1月28日に行われ、候補校9校の中から「21世紀枠」として3校が選ばれる。
2007(平成19)年の第79回大会では、県内有数の進学校で練習時間が制限され、狭いグラウンドという悪条件の中、工夫を凝らした練習で克服して県大会で優勝したことが評価され、県立都城泉ヶ丘高校が「21世紀枠」で出場した。
果たして、西都版二十四の瞳「ベースボーイズ」西都商業が「21世紀枠」に選ばれるのか、地元の期待は高まる。【了】
■関連情報
○宮崎県立西都商業高等学校ホームページ
PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。
PJ募集中!みなさんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。
【PR】有名レストラン50%引き?クーポン情報をまとめて掲載!「グルーポンなう!」
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 大谷 憲史
コメント
コメントを投稿