動画で第1報をお伝えしました、阿波岐原森林公園市民の森の「みそぎ池」の増水問題。
20日、先週土曜日の午後、市民の森へ取材に出かけました。
市民の森管理事務所の方が、みそぎ池の2か所に上記写真の看板を設置していました。
その方のお話によると、梅雨時になると毎年みそぎ池は増水し、そのたびに立て看板を設置し、ポンプで排水しているのですが、排水が追いつかないとのこと。
原因は、近くの道路から流れこむ排水ということなので、現場を詳しく調べてみました。
池の北側(県道、バス停側)近くに、むき出しの太いパイプが見えました。
増水した水で土が流されたのでしょうか、手前の木々の根はむき出し状態になっています。
公園ですので、この根に子どもが転んで怪我をするおそれも十分に考えられます。
で、その太いパイプは・・・
どうやら、宮崎市が設置した排水設備のようです。
路面にむき出しのパイプから出た排水は、そのまま路面を伝ってみそぎ池に流れ込んでいるようです。
この影響で、みそぎ池のベンチ等が置かれていない側は、増水の影響を受けています。
この「みそぎ池」は、パワースポットとして観光客も訪れます。
神話でも取り上げられている場所、でもあるにも関わらず、実際は、このような管理の在り方で、単なる「排水池」「用水池」となっています。
このままで良いのでしょうか?
週明け、早速、関係部署へ確認の電話をしました。
【市民の森管理事務所】
(これまでの経緯を説明)
・みそぎ池は、梅雨時には毎年増水しているので、看板を立てて注意喚起をしている。
・増水した水はみそぎ池へ流れ込み、その水は、はなしょうぶ園でも利用し、それでも水が多いので排水している。
・市には報告している。
・市民の森の管轄は宮崎市の公園緑地課で、排水関係は道路維持課だと思う。
【宮崎市公園緑地課】
(これまでの経緯を説明)
・管理指定事業者(市民の森管理事務所)から上がってくる書類を確認していない。
・みそぎ池の現況を把握していない(昨年も)。
・道路維持課等の関係する部署と現場を確認したい。
【宮崎市道路維持課】
(これまでの経緯を説明)
・道路維持課が管轄なのかどうかを含めて調べる。
・関係部署と現場を確認する。
以上のようなお話でした。
私もまた現場で出向きたいと思います。
続報をお待ちください。
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