5月2日、3回目の熊本入りです。
今回は、情報収集を中心に行ってきました。
益城町総合運動公園の避難所では、上記の動画でもご紹介していますが、目が不自由な方のパソコンのサポートをさせていただきました。
パソコン、音声ソフトの起動、インターネットへの接続をさせていただきました。
このようなパソコンサポートのボランティアの需要はそう多くはないかと思いますが、障害をお持ちの方が日頃使われていらっしゃるパソコンは、専用ソフトなどがあるので、そのお手伝いができるボランティアさんも必要かなと思いました。
でも、パソコンのサポートに限らず、普通の避難所で健常者と同じような避難所生活をされていらっしゃると、障害をお持ちの方が埋もれてしまうというか、なかなかサポートするのも大変かと思います。
その後、益城町を走り、熊本市へ戻りました。
なんと言えばよいのか、ちょっと言葉を選ばないで言うのであれば、益城町と熊本市内の様子のギャップに戸惑いました。
また、4月25日にみた街の様子とずいぶんと変わっていました。
水道が復旧したことと、ゴールデンウイークに入ったことで、家屋調査の終わったところのお店が営業を再開していました。
不謹慎なのかもしれませんが、私が歩いた新市街、下通りは多くの人で賑わっていました。活気を取り戻そうと、お店の人もう呼び込みを行っていました。
お店の人の話では、やはり、昨年のゴールデンウイークよりも少ないものの、1週間前とは人通りも増えてきたとのこと。
人口は違うのですが、宮崎よりも賑わっている感じですね。
なんか、九州人の前向きなたくましさを見たような気がしました。
熊本城近くにある物産施設「熊本城桜の馬場 桜の小路」は、4月29日から営業を再開したようで、多くの観光客で賑わっていました。
ついこの間までは、自衛隊や支援物資の拠点だったのですが、徐々に動き出しています。
このようにして復旧に向けて歩みを進めているので、そろそろくまモンにもご登場願いたいですね。
最後に、「うまかなよかなスタジアム」の支援物資の状況を確認しました。
大西市長が呼びかけた仕分けボランティアはいなく、数人のスタッフが作業に当たっていました。
支援物資はきれいに並んでいたのですが、自衛隊が各避難所へ搬出する様子はみることはできませんでした。
ただ、言葉を選ばずに言うのであれば、なんか、支援物資がありすぎるような感じを受けました。
現時点では必要ないようなモノまで置いてありました。
今後、これらの支援物資はきちんと消費されるのか・・・
中には賞味期限が近い支援物資もあったので、そこが気になりました。
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ということで、今回は情報収集を中心に行いました。
避難生活がどれくらい続くのか分かりません。
益城町のテント村は1か月間の開設で、その後、そのテント村にいらっしゃる方々はどうされるのか、分からないようです。
プライベートが確保されるテント村ですが、朝夕は寒く、日中は熱いようで、体調をくずしやすいことと、今後、熱中症も心配されます。
少しだけ、皆さんが避難されていらっしゃる場所を見せていただきましたが、その狭さには大変だろうなと感じました。
車中泊をされていらっしゃった方はテント村へとのことのようですが、テント村閉鎖後はこことは別の避難所へ移動されることとなりそうで、その移動も大変ではないかと思います。
場所を確保して、早く仮設住宅を建てて欲しいものです、行政さん。
微力ながら、今後も取材を続けていきたいと思います。
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