スキップしてメイン コンテンツに移動

通販でのノートパソコンの購入にはご注意を!







 仕事柄、中古のパソコンを使うことが多いですね。

 今使っている2台のデスクトップパソコンも中古です。

 



 下のhpのパソコンを主に使っていましたが、動画編集に耐えられなくなり、上に乗っかっているDellのパソコンを動画専用に購入しました。

 結構性能は良いのですが、なんと、5万円以下で購入できました。

 デスクトップパソコンは、ノートよりも安くで性能が良いのがたくさんあるところが魅力ですね。


 で、そのノートパソコンも中古で購入しています。

 あ、中古というよりも、今風に言えば「再生PC」でしょうか。

 




 以前から欲しかったパナソニックの「レッツノート」(CF-S10)です。

 こちらも5万円以下で購入できました。

 しかも、これは購入時に分かったのですが、当時、バッテリーのリコールがあり、この機種も対象でしたので、バッテリーは新品です。

 そうです。

 「再生PC」として販売されているほとんど、いや、すべてのノートパソコンのバッテリーは消耗品ということで、保証対象外です。

 皆さん、そのことを了解の上で購入するのですが、中古パソコン販売店でもトラブルを避けるために、きちんと明記しています。


 私は家電量販店で購入しましたが、国内にはパソコンのOSを提供しているマイクロソフト社が認定したMicrosoft Refurbisherが11社あり、そこから仕入れているようです。



 私の場合は、そのうちの1社であるインバースネット社の書類が付属していました。




この書類にも、バッテリーのことがしっかりと書かれています。

 さらに、




保証書もついているので安心です。


  もちろん、



チェックリストもついています。




 このようにして、「再生PC」であっても、新品のノートパソコンと同様に各種書類は必ず添付されていますので、安心して使うことができます。


 しかし、問題が起きました。



☆☆

 4月15日、以前、私のパソコン教室の受講生さんだった方から、ノートパソコンのセッティングのご依頼がございました。

 お宅へお邪魔して確認すると、どうやらWindows7のOSの認証エラーが起きていました。

 購入したお店からもらった書類等はほとんどなく、電話口でパソコンの裏面にあるプロダクトキーを入力するようにと言われたとのこと。


 私も確認しましたが、全くダメでした。

 そこで、お店に連絡をして交換してもらうことに。





☆☆☆

 先週、代わりのノートパソコンが届いたということでお邪魔すると、やはりトラブルが。

 お客様は高齢の男性で、かなり安かったので購入されたとのこと。

 そこで、そのチラシを拝見しました。





 この新聞の全面広告に問題が。


【ご愛用者様500万人突破】


 この会社に電話をかけて確認したところ、これはノートパソコン購入者が500万人突破したということではなく、




全ての通販商品購入者が500万人を突破




したということを、担当者が認めました。



 これは、「誇大広告」に抵触するのではないかと思われます。



 こんなところにも書かれています。






 しかも、なぜか2台購入すると、その2台目からは79,800円という謎の価格設定。

 というか、このパソコン、再生PCでも79,800円はしません。



【再生PCでありながら業者名が書かれていない】


 広告には、「再生PC」と書かれています。





 再生PC
  再生技術が認定された国内業者でリユース。
  項目基準をクリアした機器です。
  長期保証もついた、安心できるパソコンです。



 と書かれているものの、どこの国内業者のリユース品なのか書かれていません。


 そのことをこの会社に確認しました。


私:オタクが販売しているノートパソコンですが、国内のどこの業者でリユースされたのですか?

担当:分かりません。

私:パソコンの裏面を確認したら、「Digital Reuse」と書かれていますが、そちらでよろしいですか?

担当:いや、違います。「Digital Reuse」は知りません。

私:いや、「Digital Reuse」はマイクロソフト社が認定した企業なのですが。

担当:そんな企業は知りません。そんなところからは仕入れていません。


と、なぜか否定していたのですが、





下に貼られたシールには、「Digital Reuse Inc.」ときちんと書かれています。

さらに尋ねました。


私:では、どこから仕入れているのですか?

担当:・・・

私:教えられないのですか?

担当:通常はお客様には教えていないのですが、どうしてもというのであれば・・・

私:いや、これは公開しなければならない情報ですよ。

担当:リングローという会社です。そこから仕入れています。


 どうやら、マイクロソフト社が認定した11社のMicrosoft Refurbisherから直接仕入れているのではなく、別の再生PC販売会社から仕入れているということが分かりました。


 古物商許可を取っているので、販売的には問題にはなりませんが、その商品表示には大いに問題があります。




【バッテリーは保証するの?】


 それが、バッテリーです。

 この広告に、バッテリーのことは一切書かれていません。






 付属品:ACアダプター
 保証期間:90日
 ※商品の特性上、通電後の返品はお受けできません。予めご了承下さいませ。



と書かれているものの、



バッテリーは消耗品のため、保証対象外です。



とはどこにも書かれていなく、そのことを担当に確認すると、




バッテリーのことは書かなくてよい、書く必要はない




とのこと。


また、




バッテリーのことを書く紙面スペースがない




とも話していました。


 これもおかしな話で、上司に電話で確認するも、この件に関して商品表示を改善するような回答は得られませんでした。





☆☆☆☆

 このような「?」が付く中で、受講生さんは、ノートパソコンの電源を入れると「バッテリーを交換してください」というようなメッセージが出るのが気になったようです。


 私が「バッテリーは保証対象外であることなどを通販会社さんから聞きましたか」と尋ねると、
受講生さんは「一度も聞いたことはない」とのことでした。


 そこで、その場で受講生さんから通販会社に電話をかけさせると、


担当:パソコンの部署のエキスパートがいないので、のちほど電話させます


とのこと。 


 私が帰宅した後に、そのエキスパートから電話があったようです。

 が、その内容に驚きました。



エキスパート:バッテリーを一度パソコン本体から外してください。そして、1時間ほどそのままにしてください。1時間してからバッテリーをパソコン本体に取り付けると、バッテリーが使えるようになります。


とのこと。


パソコンのエキスパートなのでしょうね。


そのエキスパートからは「バッテリーは保証対象外です」という言葉は、一切ありませんでした。


ですので、別の日、私が受講生さん宅にお邪魔したときに、再度、お電話しました。



私:オタクのパソコンのエキスパートの言うとおりにしましたが、何の変化もありません。というか、本当にエキスパートなのですか? エキスパートであればバッテリーは保証対象外であることは知っているはずです。

担当:・・・

私:これはオタクの商品表示に関するミスですよね?

担当:・・・


その後も適切な回答はいただけませんでした。


私:このことは、宮崎市の消費生活センターの紹介で、経済産業省の消費者相談室にお電話しています。誇大広告と疑念のある部分に関しては、今後、消費者庁も動くかと思います。


の一言で、返品、返金に応じました。



☆☆☆☆☆

 しかし、5月18日付け地元紙には、また、デカデカと新聞広告が出されました。

 内容は・・・





 ほぼ、何も変わっていませんでした。





 安いからと言って、購入する前に、広告の隅々を確認してください。




コメント

このブログの人気の投稿

【Android au IS04不具合戦争?】auお客様センター上席責任者からの回答

 午後2時50分過ぎ、auお客様センターからお電話がありました。  でも、前半のお電話のやりとりって、これほどまでに客である私の情報が、担当したオペレーターを通じて上席責任者に伝わっていなかったんだろうと、auお客様センターの対応に呆れてしまいました。そういう体質なんでしょうか? ■ 上席「昨日はお電話をありがとうございました。IS04の修理に伴う代用機の手配の件ですが、大谷様行かれましたauショップには8GBSDカードに対応する代用機がなかったということで、私どものほうで、宮崎市内ではございますが、別のauショップで代用機の手配をいたしました。」 私「はい?代用機とは何のお話ですか?」 上席「いや、昨日、大谷様から私どものオペレーターにそのようなお話があったようで、責任者である私のほうで手配いたしました。」 私「え?そんなことで上席責任者に電話を取り次いでくれとオペレーターさんにお願いした覚えはございません。」 上席「そのように承っておりますが・・・」 私「代用機の件については、昨日のオペレーターさんにもお話ししたのですが、情報をきちんと共有されているのでしょうか?」 ということで、私が昨日、責任がとれる上席者に電話を取り次いで欲しいと言う内容が、いつの間にか、auのほうで、「代用機の手配」に変わってしまっていました。 auお客様センターでの会話は録音されているワケですから、その会話を再生すれば話の流れから、私が代用機の手配のためではないことは分かるはず。 昨日、auショップの店員さんには、「しばらく様子をみます」ということをお伝えしていたのですが・・・。 話の本質は、こんなことではありません。 ■■ 私「私が上席責任者に電話を取り次いで欲しいとオペレーターさんに伝えたのは、昨日(3月28日)の調査結果の経緯を知りたいためです。1か月近くあり、調べますと言っておきながら、調査結果は原因不明ですでは、あまりにもずさんです。」 上席「はい。私どもがご説明できるのは、昨日の担当が申し上げましたように、調査結果は原因不明なので、お客様にはお近くのauショップにIS04を持ち込んでいただき、基盤交換をお願いしたく、その旨をおつたえするだけです。」 私「これまでの説明を聞いていると、基盤交換をすれば治る

宮崎県日南市で持ち上がった『イクボス』市長のセクハラ・パワハラ疑惑?

【追記:2017年2月24日午前11時45分 】  2月24日午前、崎田恭平市長代理人の弁護士からの『文書削除申入書』を受け入れ、本文の一部を削除しております。 ☆ 日南市とは  宮崎県日南市は、宮崎県の南部に位置し、東に日向灘を臨み、西は都城市・三股町、南は串間市、北は宮崎市に隣接している。 2015 (平成 27 )年 10 月 1 日現在の国勢調査で、人口は 54,090 人。平均気温は 18.7 度で、年間を通じ温暖な気候のため、日本プロ野球、広島東洋カープのキャンプ地として知られている。( データは日南市ホームページより )  この日南市と言えば、 2013 (平成 25 )年、日南市の中心市街地・油津商店街の再生を進めるために月収 90 万円で「現地在住型の日南市テナントミックスサポートマネージャー」を募集したことが話題になった。   2015 年 11 月には核となる『多世代交流モール』がオープン、テナントミックスサポートマネージャーの公約である『商店街の中に 20 店舗誘致・出店』もほぼ達成され、この 3 月に任期を終える。  また、油津港には大型クルーズ船が寄港するようになり、今年は 12 (すでに 1 船は寄港済み)の大型クルーズ船が寄港する予定である。 ☆ 崎田恭平市長とは  日南市は少しずつ活気を戻しつつあるが、この立役者の1人が崎田恭平市長である。   1979 (昭和 54 )年生まれの 37 歳。 2003 年(平成 15 年) 3 月、九州大学工学部エネルギー科学科卒業。大学時代は、ボランティアサークルに所属し、福岡県大刀洗町にある児童養護施設で活動をしていた。 2004 年(平成 16 年) 4 月、宮崎県庁に入庁。 2012 年(平成 24 年) 8 月、同県庁を退職し、 2013 年(平成 25 年) 4 月 14 日執行の日南市長選挙に無所属で出馬。現職、前宮崎県議ら 2 人の候補者を破り、初当選。  若い市長の誕生とあって市民には期待と不安が入り交じる中、崎田市長は積極的な施策を進めてきた。  前述した『現地在住型の日南市テナントミックスサポートマネージャー』もそうである。  最

【宮崎市民必見!】宮崎市議会内村健久市議、不倫訴訟に「議員活動の妨害」と主張するも不倫を認め、判決は2016年5月18日

【宮崎市民必見!】宮崎市議会内村健久市議、不倫訴訟に「議員活動の妨害」と主張するも不倫を認め... 投稿者 skywalker11 2016年4月21日のTBSテレビ・Nスタ内のコーナー「マルトク特命取材班」で、全国報道。 しかし、放送のあった時間帯は、地元宮崎の系列局であるMRT宮崎放送では「ニュースNEXT」というローカルニュースを放送。 このようなニュースが全国に流れていることだけではなく、内村健久市議が不倫で裁判沙汰になっていること自体を知っている市民・有権者は少ない。 内村市議の不倫相手は宮崎市役所職員の妻。 2年前、その妻が結婚式を挙げる前後から不倫。 夫が妻の様子を不審に思い、LINEを確認したところ、不倫が発覚。LINEには内村市議と妻との生々しいやり取りが。ホテルで密会を繰り返していた。 内村市議は、市議会で子どものLINEの使い方について発言。その市議本人がLINEで・・・ 夫は妻と別居。 内村市議には妻子がいる。 昨年3月、夫は内村市議に対して慰謝料請求を行ったが、代理人からの回答書には「そのような事実はなく内村とは無関係」と不倫関係を否定。 昨年、市議選選挙前であることをいいことに、内村市議は開き直りの態度。また、訴えは議員活動への妨害であるとまで言い出す始末。 再選を果たした内村市議は子ども・子育て支援対策特別委員会に所属している。 慰謝料支払いに応じない内村市議に対し、夫は昨年6月裁判を起こしたが、内村議員側の主張は不当訴訟だとして不倫を否定。 夫は証拠としてLINEの記録を提出すると、内村市議は不倫事実を認めて男性に対しようやく謝罪した。 裁判は2016年5月18日、宮崎地方裁判所で結審する。 それを受けて内村健久市議は、議員辞職を含めて今後の対応を考えるとのこと。