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市民メディア




 今回の「脱原発ウォーク」に限らず、大手マスコミ及び地元マスコミが伝えてこなかったことは、過去にも数多くあります。

 マスコミは何のために、誰のために存在しているのか?

 その存在意義を見失っているマスコミがほとんでではないかと思います。逆に、変な使命感で、「俺達、報道機関が伝えてやる!」みたいな意識で動いているマスコミに何度振り回されたことか!

 口蹄疫の取材において、情報の裏取りもしないで報道したUMKテレビ宮崎。おかげさまで誰も望んではいなかった支援物資約1トンが、川南町役場へ。謝罪も何もなし。

 新燃岳災害報道。個人宅の庭に、あいさつもなしにヅケヅケと入り込む若い報道機関のスタッフ。家主様や私たち災害ボランティアの許可も取らずに、邪魔になる現場で撮影。もちろん、ボランティア・リーダーの私は、取材中止を申し入れ、出ていってもらった。いたってKYなテレビ朝日のスタッフであった。



 今回の「脱原発ウォーク」には、まったく報道機関が来なかったわけではなく、地元・MRT宮崎放送がやってきた。

 しかし、その取材態度はいたって横柄。
 参加者の許可も取らず近撮。大声で指示を出す馬鹿。広い場所なのに、わざわざ隣に割り込んで撮影するカメラマン。お前ら何様だ?という感じの若いスタッフであった。

 それでも、彼ら報道機関にすれば、「取材しましたよ」という既成事実を作ったからそれいいでしょう? という感じではないでしょうか?

 それで報道機関としての「使命」が果たせるのか?

 報道機関は、誰のために、何のためにあるのか?

 宮崎には、ジャーナリズムは存在するのか?

◇◇
 
果たして、宮崎には「ジャーナリズム」はあるのでしょうか?

 ということですが、「ジャーナリスト」って、何も特別な職業ではなく、特別な技術を持った人種でもありません。

 報道機関が「ジャーナリズム」を名乗るのにはかなりの違和感があり、その報道機関で報道に携わる人間は「ジャーナリスト」と呼ぶには、ほど遠いものがあります。

 お給料をもらい、上から言われてことしか取材しないし報道しない。

 そのようなサラリーマン的な報道人は、「ジャナリーマン」である。

 ジャナリーマンであれば、「脱原発ウォーク」を取材しない理由が分かる。
 スポンサーにとって不都合な取材だからである。



 宮崎だけではなく、今の日本に「ジャーナリズム」はない!と嘆くのは早いです。

 JANJAN、PJニュース、ツカサネット新聞、オーマイニュース日本版など、ビジネスモデルを模索しながらも確立することはでいなかったが、先陣を切ってこの日本に「市民メディア」のプラットフォームを根付かせようとしたことは、大いに評価できる。

 白石草氏率いる「アワープラネットTV」、岩上安身氏率いる「IWJ」、NHK・堀潤氏を中心にした「8bitNews」など、市民メディアの流れは途切れることなく、日本の報道に革命を起こすほどの潮流となっている。

 その昔、ホリエモンが「TVとインターネットの融合」を唱えたが、その流れは確実に動いていて、既存のTV局、報道機関もこぞってインターネットを駆使しているが、その報道手法は旧態依然としたまま。


 その間にも「市民メディア」は発展を続け、今では、市民がジャーナリストとして、スマートフォンを駆使して、ユーストリーム等のLIVE配信サイトを通じて日本だけではなく世界に発信している。

 大手マスコミが隠したいこと、報道したくないことまでも、一般市民が暴露して伝えようとしている。

 この流れは収まらないだろう。


 「ジャーナリズム」は報道機関のものから完璧に「市民」のものとなった。

 今でもテレビや新聞が伝えていることを信用している人は、その考えを改めたほうが良いだろう。

 報道機関が「正義」では、なくなりつつある。


◇◇◇

報道機関が「正義」では、なくなりつつある。

 そうです。
 正義は、常に私たち「市民」の側にあり、これまで搾取され続けてきました。

 しかし、私たち市民に、「武器」が手に入りました。
 他人を傷つけることもなく、社会の流れを変えることができる武器が。

 インターネットとスマートフォンです。

・スマートフォンであれば、通話内容を録音できます。
・スマートフォンにユーストリームのアプリがあれば、その場で全世界に向けてLIVE配信ができます。
・LIVE配信しなくても、ビデオカメラ機能で撮影ができます。

 何も数百万円もするTV局にあるような機材を揃えることも必要ありません。

 しかし、この機能を使って、「いじめ」動画をネットに配信する事案も起きているが、そのような使い方だけはヤメてほしい。

 「時の権力者」を監視し、社会の流れを変えるために、有効に使わなければなりません。

 「時の権力者」って、何も政府・与党だけではありません。いろいろあるでしょう。この社会をあらゆる力やカネで牛耳っている連中は、いろいろといますし。

 この国を守り発展させていくためには、私たち国民一人ひとりの意識の変革が必要です。

 「これはおかしい!」と思ったことは、とことん追及すべきですし、武器を使って社会に告発することも必要でしょう。

 滝田洋二郎監督の映画『コミック雑誌なんかいらない!』ではありませんが、

 もうマスコミなんかいらない!

 という意気込みで、常に市民レベルでの情報発信が必要でしょう

 今後も、市民メディアの存在意義は高まっていくのではないかと思います。

 もう一度言います。

 決して、ジャーナリストは特別な人間ではなく、私たち市民でジャーナリズムを産み、社会を変えていきましょう。
 

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