宮崎市標高マップ「高松橋西詰」 posted by (C)cyber
今日は、宮崎市内の「標高掲示板」「想定浸水深表示板」の実際を確認するため、チャリンコで取材していました。
スタートが遅かったのと、献血ルームへ予約を入れていたことで、数的には少なかったのですが、というか、あまり見かけませんね、「標高掲示板」は。
災害時には、これらの掲示板は有効なのでしょうか?
前もって地域の標高を知っていくことで、どこへ避難すれば良いのかは確認できます。
しかしそれは、在宅時に災害に遭った場合だけで、平日の勤務時間中や出張中、車での移動中に災害に遭った場合、この掲示板は役に立ちません。
自分が住んでいる地域の避難所は分かっていても、出張中に市外や県外に出ていた場合、よほど下準備をしておかないとどこに避難所があるのか、分かりません。
これは、外国からやって来られた方と同じで、街には、英語表記の看板が多くなり、道に迷うことも少なくなったかと思います。
地理に不案内な場所で災害に遭った場合、まず、「どこに避難所があるのか」を確認するでしょう。
標高掲示板の代わりに、電柱とか道路標識板のそばに、「この先○メートルに第1次避難所○○小学校」のような表示板があるとよいのではないでしょうか。
写真のように、標高だけ書かれていても、どこに避難してよいのか分かりません。かなりのお金をかけてつくったのだと思いますが、地理に不案内な方々にとっては使えないですね。
このようなものを設置する場合、現地で確認するようなことはしないのでしょうね。
ただ、設置すればそれで終わりという感じですね。
設置したことがゴールではなく、これら設置したものをどう有効に活用するかについて考えなければなりません。
この「標高表示板」のデータを活用して、スマフォやタブレット端末用のアプリはできそうですね。
プログラミングは未経験ですが、ちょっと勉強して災害用のアプリをつくってみたいと思います。
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