(株)学研ホールディングス(東京・品川 代表取締役社長・宮原博昭)のグループ会社、(株)学研メディカル秀潤社(東京・品川 代表取締役社長・須摩春樹)は、山中伸弥博士の2012年ノーベル生理学・医学賞受賞を記念して、山中博士の論文解説記事を無料配信いたします。
2006年、京都大学の山中伸弥博士は、世界的に権威のある科学誌『Cell』にiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作ることに成功したという論文『Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors.』を発表しました。
iPS細胞とは、いったん成長した体の細胞にたった4つの因子を導入するだけで、新しく色々な細胞に生まれ変わる能力を兼ね備えた幹細胞に“初期化(リプログラミング)”された細胞です。
2012年、英国のJohn B. Gurdon博士と山中博士は、この“初期化(リプログラミング)”に関する研究が評価され、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
学研メディカル秀潤社が発行する月刊『細胞工学』は、生命科学・基礎医学分野の最前線を伝える専門誌で、山中先生がこの論文を発表した際、論文解説記事を寄稿いただきました。
今回の受賞を記念して、「人工万能幹細胞(iPS細胞)の樹立と課題」と題する記事を学研メディカル秀潤社ホームページ(gakken-mesh.jp)および、『細胞工学』2012年12月号に再掲載いたします。iPS細胞研究の原点とも言える論文の内容をぜひご覧ください。
・学研メディカル秀潤社
・「細胞工学」
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