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ケニア:難民条約締約国はダダーブを見捨てるな――MSFが速やかな行動を要請





国境なき医師団(MSF)日本発
 
 
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の第63回執行委員会が、2012年10月1日~5日の日程でスイスのジュネーブで開かれており、各国政府首脳が集まっている。その一方、世界最大の難民キャンプであるケニアのダダーブでは、現在もソマリア人難民が過酷な状況と不安の中にいる。

 国境なき医師団(MSF)は、難民条約締約国に対し、ソマリア人難民の受け入れ国であるケニア政府とUNHCRへ全面的に協力することでダダーブの難民に対する責任を履行するようにと要請している。難民保護・支援向上のために、果断な方策の実践が必要である。

 MSFは、ダダーブ難民キャンプ群を構成するであるダガレイで、ベッド数200床の病院を運営。成人・小児医療、産科ケア、外科、HIV/エイズ治療、結核治療などを提供。栄養治療プログラムでは、現時点で400人以上の重度栄養失調児を対象としている。
 MSFスタッフは月平均1万4000件の診療を行い、難民と地元住民の患者1000人を受け入れている。そのほか、診療所4ヵ所を運営し、産前ケア、予防接種、心理ケアなどの基礎的な医療を提供中である。

 9月末にダガレイを訪れたMSFスイスのブルーノ・ヨッフム事務局長は「MSFは、人びとに提供されている支援の水準に大きな疑問を感じている。治安の悪化で、基本的な公共サービスや援助が著しく阻害されているためである。

 その結果、ダダーブの人びとは、再びコレラが流行したり、新たにE型肝炎が発生したりする状況に直面している」と話す。

 2011年以降、国際社会からダダーブへの資金援助が40%以上縮減する一方、難民数は増加の一途をたどって来た。
 
 雨季の始まりが近づく中、MSFは住居と衛生設備の不足に懸念を抱いている。

 現時点の一時的な援助が不十分なことは明らかで、深刻な人道危機がまたキャンプを襲うのは時間の問題である。

 MSFは、人びとの保護が十分でないことも遺憾に思っている。

 ヨッフムは「新たに到着した難民の登録が行われていない現状は、まったく容認できない。難民条約と国際協定に対する明らかな違反である。ケニア政府とUNHCRの間で、この深刻な問題の解決を目指して協議が行われている。MSFはその進展を望んでいます。難民登録は速やかに再開されなければならない」と指摘する。

 ソマリアへの大規模な送還は非常に早まった決断である。ソマリアは現在も武力紛争の渦中にあり、十分な保護や援助の提供が望めない。

 ダダーブの治安はこの数ヵ月でやや改善されたものの、難民たちはキャンプ内で著しい暴力に直面している。本来あるべき“安全な避難地”になっていない。MSFを含む人道援助団体の活動にも大きな差し障りが生じている。援助スタッフを標的にした新たな安全上の問題が発生したため、7月以降、MSFの外国人スタッフがキャンプに常駐して活動を続けることができなくなった。突発的な健康危機に適切に対応し、質の高い医療援助を提供するためのMSFの活動能力は、現在、危機に瀕している。

 MSFは難民登録の速やかな再開と、人びとの保護を保証する政策の実行を要請している。住居や衛生設備をはじめとし、人びとの最低限のニーズを満たすための対策も緊急に講じる必要がある。ダダーブの人びとの健康が、難民条約締約国の最優先事項となるべきである。

 1年前の2011年10月、ダダーブ難民キャンプで、MSFの援助スタッフ、モンツェラット・セーラとブランカ・ティエボーが、ソマリア人を対象とした緊急援助の活動中に拉致された。2人は現在も解放されていない。

 MSFは突発的な危機への対応は継続するものの、2人が解放されるまで、ソマリアにおける緊急援助以外のプログラム開始を見送ることにしている。
特定非営利活動法人 国境なき医師団(MSF)日本

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【宮崎市民必見!】宮崎市議会内村健久市議、不倫訴訟に「議員活動の妨害」と主張するも不倫を認め、判決は2016年5月18日

【宮崎市民必見!】宮崎市議会内村健久市議、不倫訴訟に「議員活動の妨害」と主張するも不倫を認め...投稿者 skywalker11




2016年4月21日のTBSテレビ・Nスタ内のコーナー「マルトク特命取材班」で、全国報道。

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