1月3日、都城市の老舗デパート、都城大丸(大浦克博社長)は、宮崎地裁に民事再生法の適用を申請し、財産の保全命令を受けました。
1月4日に正式発表しました。
新年早々、宮崎経済に影響を与えそうです。
都城大丸は再生を図るため、2010年10月8日、都城市中町の本館をリニューアルオープンさせました。昨年9月20日に閉館した大丸センターモールから19店舗が移転し、また、新規の10店舗も入居して、立て直しをはかろうとしてきました。
都城大丸はは1929(昭和4)年創業。資本金は1億8千万円で年商54億円。社員約230人。
民間の調査会社によると、負債総額は、約45億円だということです。
都城市には、ジャスコ都城店を核とするイオン九州の「イオン都城ショッピングセンター」と、イオンモール株式会社のダイエーを核店舗にした「イオンモールMiELL(ミエル)都城駅前」の2つの大型ショッピングセンターがあり、以前から商圏の激化が予想されていました。
新規参入組に老舗デパートが追いやられてしまった形になりましたが、今後、都城地域の商圏に与える影響はどのくらいになるのでしょうか。
今後の状況を見守っていきたいと思います。
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