パソコン教室の打ち合わせ終了。阿弥陀さまをお参りしました。 posted by (C)cyber
【PJニュース 2011年1月19日】
NHK総合テレビの『ブラタモリ』(毎週木曜日午後10時から)が、面白い。宮崎で生まれ育った私にとって、東京のことはあまり詳 しくはないが、なぜか毎回観ている。年末、宮崎市の「文化ストリート商店街」を訪れた。中心市街地にあって、ここだけが取り残された感じで、街の歴史を感 じさせた。何気なく接している街だが、改めて歩いてみると、何か新しい発見があるのではないか。そこで、宮崎の街をブラブラ歩いてみた。題して、「ブラ☆ ミヤ」。
1月17日、歩いたのは、宮崎駅前商店街。
宮崎駅から真っ直ぐ伸びている高千穂通りの一本南に、広島通りがある。昭和30年代の新婚旅行ブームで商店街はにぎわい、昭和54(1979)年12月にアーケードができた。市民や宮崎駅の利用客、特に雨の日はこのアーケードを利用する人は多かった。
しかし、郊外への大型ショッピングセンターの進出、空き店舗の増加、アーケードの老朽化等、全国の商店街が抱えている問題が、この駅前商店街にも押し寄せてきた。
平成15(2003)年ごろから、アーケードの存続か撤去かについて、駅前商店街組合、地権者、学識経験者等を含めた会議を何度も開催した。その結果、アーケードの撤去が決まり、約2年かけて、地権者に同意を取り、平成18(2006)年から、アーケードの撤去作業が始まった。
アーケードの撤去とともに、路面の整備、電線の地中化工事も行われた。また、店舗の軒先にオーニングテントをつける事業も行われた。街路灯、ベンチ、防犯カメラなども取り付けられ、商店街は生まれ変わった。国のまちづくり補助金と市の補助金を活用した。
平安時代末期に、この地に阿弥陀如来像があったことから、「アミーロード」と名付けられ、平成21(2009)年11月、完成セレモニーが開催された。
駅前からアミーロードに入ると、「阿弥陀堂」と書かれたのぼり旗が目についた。新しく建てられた「宮崎駅前自治公民館」の隣に、阿弥陀堂があった。入ってすぐに、天井付近からオルゴールが流れてきた。ちょっと素敵な阿弥陀堂である。
二畳程度の広さの中に、阿弥陀如来像が置かれていた。その手前には賽銭箱とお供物が、さらにその周りには、阿弥陀如来像ゆかりの石像も。生まれ変わった宮崎駅前商店街を、いつまでも見守ってくれることだろう。
現在、宮崎駅西口拠点施設整備事業が行われている。津村重光前宮崎市長の最後のハコモノ建設で、今年秋に開業する予定である。景気低迷の影響を受け、計画 の一部が見直されたが、ビルの1階と2階にはバスセンターや飲食・物販などの店舗が入り、4階から7階はオフィス、8階から14階にJR九州ホテルが入居 する予定になっている。また、470台収容の立体駐車場も建設される。
この秋、宮崎駅周辺は新しく生まれ変わることになるが、変わりゆく街をブラブラ歩くことで、再発見することも多いことに気づかされた。たまには車を離れ、歩くのもよいものである。
さて、次はどこを歩こうか。【了】
■関連情報
【関連サイト】
○ブラタモリ
【YouTube動画】
○宮崎駅前商店街「アミーロード」を歩く
■宮崎の話題はこちらで
○市民メディアみやざきCMM
■関連情報
PJニュースは一般市民からパブリック・ジャーナリスト(PJ:市民記者)を募り、市民主体型のジャーナリズムを目指すパブリック・メディアです。身近な話題から政治論議までニュースやオピニオンを幅広く提供しています。
PJ募集中!みなさんもPJに登録して身の丈にあったニュースや多くの人に伝えたいオピニオンをパブリックに伝えてみませんか。
【PR】有名レストラン50%引き?クーポン情報をまとめて掲載!「グルーポンなう!」
パブリック・ジャーナリスト 大谷 憲史
コメント
コメントを投稿